/ 2021.07.30

小学生は夏休み真っ盛り。子どものスイッチは完全に「遊びモード」!夏を満喫中です♪ですが、夏休みと言えば「自由研究」。1年後直面する「夏休みの宿題」のうち、最難関(?)の「自由研究」。親子で先取り体験して、心の準備をしませんか?

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わが家には小3の長女と年長の次女、2歳の長男がいます。次女で小学校入学準備は2回目です。今回、準備をするにあたってのモットーは

できることは早く!

というのも、私は「臨機応変」が苦手なタイプなのです。今回のタイトルを見て、

なぜやる必要のない、大変なことをわざわざする必要があるの?

と思ったママ、そうですよね。…で・す・が、

1年生の宿題は親の宿題だよ~。

って聞いたことも、言ったこともある人が多いのでは!? そう、入学直後から丸つけ、音読、毎日の勉強のフォロー…。

50問計算の丸つけなんて、親の頭の体操です…

まあ、応用のきかない私は慌てましたわ(汗)

夏休みの自由研究こそ、親の宿題です!

夏休みの宿題のうち、「自由研究」は子どもだけではできません。「子どもの宿題だから、子ども主体で~」なんて考えていたら、まあ進まない。

計画から準備、作成、まとめまで親はまさにマネージャー。親の関与は100%です。どんな負担が待っているのか?今年体験していると、来年の夏はきっとスムーズです。

先取り体験する利点

ずばり、

子どもの能力がわかります!

集中力のなさや、指定場所に字を書けない、そもそもやろうとしない…など。実際に本番は1年後ですが、そんなに変わらないと思っていた方が無難です。知っている字が増える程度!? 今年のうちに先取り体験しておくと、親子ともに作業量のイメージがつきやすいです。

また、1年後には何を作ろうか、と1年かけて題材を探すきっかけにもなりますよ!まだ時間の余裕のある、入学前のこの時期に、一度経験しておくといいと思います。

そもそも、自由研究って何すれば良い?

一言で「自由研究」と言っても、娘の小学校では工作や絵、理科的、社会的なもの…、何でも構いません。

自由すぎて逆に悩みます~!

そうです。「何をするか」を決めるところから始まります!テーマを選ぶことで、その家庭のカラーが見えるような気がしますね。

おでかけ好き、体験好き親子には…

今は調べてみれば、無料や低料金で体験できるワークショップが数多くあります。それに参加して、作成したものを提出するのもアリです!

オカリナの絵付けをするワークショップに参加

ワークショップなので、講師の先生がやさしく教えてくれます。材料も用意されていて、何より家が汚れる心配もない!忙しいワーママにとっては、参加できるワークショップがあれば、ぜひ参加したいところ!

要領よく進めたい親子には…

材料は揃っていますし、やり方の説明も記載されているので、親は一緒に作るだけ!ネットでも購入できるので、時間がないワーママにおすすめです。

1000円くらいで、いろいろなキットが販売されています!

ただし、この場合教えるのは親、作業場所は家。実験系などで完成物を持ち運べず、レポートにまとめる必要などあるものも。ママの負担が発生します。

オリジナリティを追求、調べ物が好きな親子には…

わが家の小学3年生の姉は、調べることと絵を描くことが好き。目立つのも好き!なので、ずっとまとめるタイプの自由研究にしています。そして、もれなく同じ作業をさせられる園児の次女。というわけで、当時年中の次女と作った自由研究を公開します!

彼女が育てていた朝顔の成長をまとめました

作成にあたってのポイントや苦労した点などは後述。

テーマを決めるときに考えてほしいポイント

娘たちが入学する2019年度は、新学習指導要領の移行措置期間にあたります。翌年の2020年には、新学習指導要領が全面実施に。

学びが変化していきます。

知識の量を問われていた今までの教育から、「他者と協力しながら主体的に課題を発見し、解決する力」をつけることが目標とされるそうです。そのため、机に向かって黙々と勉強する授業から、生徒同士のディスカッションなど能動的な学習へ。小学校の担任の先生も

普段の体験がとても重要です。

と言っていました。

というのも、新しい内容を学習するときに、内容を具体的にイメージできると、理解がぐんとUPするそうです。具体的にイメージするには、それまでに実際に体験したことがあるかどうか、が重要なんだとか。なので、「自由研究」という場を借りて

子どもが興味を持った、普段やれないようなことにチャレンジしてみてください!

まとめ

自由研究の練習の話から、いろいろと飛んでしまいましたが、この夏もわが家はいろいろなワークショップに参加しています。どの講師も言っていました。

お母さん、あなたがやってはダメですよ。お子さんに全部やらせてください。

と。わが家の3年生の娘もそうですが、質問にわざと答えないと「お母さん、スマホ貸して!」と。今の子どもって、すぐ便利なスマホに頼るんですよね。「自分でデザイン考えてみな~?」も調べようとするし。

そういう時代なのか、普段の体験が少ないのか…、と自由研究のテーマを考えるとき、いつも引っかかる私でした。

自ら課題を探したり、解決できる子になってほしい!

【参考】年中次女と作った自由研究の苦労点、工夫した点

小学生よりも簡単に

当時2年生の姉は「カブトムシの標本の作り方」をテーマにまとめていたので、年中の次女は彼女が育てていた、朝顔の観察をまとめてもらいました!

姉よりも小さいA4サイズで、枚数を減らして作りました

押し花など難しい作業は親がやってしまう

押し花は手間がかかり、繊細な作業です。娘に作り方を説明しつつ、実際の作業は私がやりました。

また、プリントした写真や押し花を紙に貼るのも親がやってしまいました。1年生もそうですし、ましてや園児。全部を任せると、めちゃくちゃです。全体のレイアウトや進め方も私が決めました。

子どもはコメント記入と折り紙。朝顔の観察は親

子どもには、コメントや折り紙飾りなどを担当してもらいました。子どもに字を書かせると、ほぼ間違えます(汗)吹き出し形式にし、間違えても直しやすくしました。

朝顔の観察も私が担当。つぼみができたり、花が咲いたりしたら、娘に見せました。1年生のときの長女も気付いたときにしか、お世話していなかったので想定内です…。

提出後、掲示されることを考えて配慮したこと

自立できるように、厚紙に100円ショップなどで売っているリメイクシートを貼ったものを用意しました。ボード同士をチエンリングで留め、順番がバラバラにならないようにしました。

なお、このときは何も言われませんでしたが、今年は学校の掲示スペースの都合で、大きすぎるものはNGになったので、来年以降は各小学校のルールを確認すると良いですね。

完成度を求めなかったもの

姉に「まとめ」をさせようとしましたが、断念。私からのインタビュー形式をとって、まとめました。また、誤字脱字や字の汚さも、本人がかたくなに修正を拒否したものは、それ以上求めませんでした。

私はコーディネーターだと思い込みました

自分でやると言ったのにやらない。やる気がないときに取りかかったら適当すぎる。「私はコーディーネーターだ」と自分に暗示をかけ、彼女たちがスムーズに動いてくれる環境作りやサポートを続けました。完成したときの安堵感ったらありません!

この記事を書いたライター

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みつかママさん

長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。

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