/ 2017.08.17

海外で暮らす日本人ママの毎日を紹介する連載の4回目は、オーストラリア。最大都市シドニーのビジネス中心地から徒歩5分ほどの場所にあるダーリングハーバーは数年前に子ども向けの無料遊び場を一新したことで人気スポットに。

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都心の観光地ダーリングハーバーってどんなところ?


キングストリートワーフからコックルベイ沿岸にひろがるダーリングハーバーには、ショッピングセンターや数多くのレストランが立ち並んでいます。また3D専門映画館のアイマックスシアターや国立海洋博物館、水族館、オーストラリア特有の動物を観賞できるワイルドライフ・シドニー・ズー、蝋人形館マダムタッソーなどの多くのアトラクションがあるのが最大の魅力です。丸一日かけて楽しめる巨大な観光地となっています。

リニューアルされた遊び場の魅力


ダーリングハーバーの南端にある無料の遊び場「ダーリング・クウォーター」は、巨大なアスレチックがあり、周辺のアトラクションを回ったあとでもエネルギーを持て余している元気な子どもたちが、思う存分体を動かせる場所としてぴったりです。

ほかにも幅広い年齢層の子どもたちが遊べる遊具が数多くありますが、その中でも噴水エリアやウォータースクリュー、ウォータースクープなど水遊び場が充実しています。真夏のシドニーを訪れるときには是非着替えを持って出掛けて頂きたいおすすめの公園です。

遊び場周辺の施設や飲食店

遊び場ダーリング・クウォーターの斜め向かいには、観光客の強い味方インフォメーションセンターがあります。ダーリングハーバーはもちろんのこと、シドニー内のあらゆる観光情報を、ここで入手することができます。ガイドブックに載っていない情報が得られることもあるため、ダーリングハーバーで見かけたら是非立ち寄って欲しい場所の一つです。

またこのセンターの隣には医務室が完備してあり、子どもが遊び場で怪我をしてしまったときや急に体調が悪くなったときに非常に役立ちます。


ダーリングハーバーには数えきれないほどのレストランが立ち並んでいますが、ダーリング・クウォーター周辺は子どもが遊んでいる間、パパやママが休憩できるようにコーヒーをテイクアウトできるカフェやファーストフード店が特に多い傾向にあります。

観光地ならではの豊富なイベント

シドニーの観光地では年間を通じてさまざまなイベントが行われています。年末やオーストラリア建国記念日に湾内から盛大な花火を打ち上げるほか、南半球最大の光のイベント「ビビッドシドニー」の開催地の一つにもなっています。

また、有名ミュージシャンによる野外コンサートや高級クルーズ船展示会の会場になるなど、毎月数多くのイベントを行うことで集客に努めています。

2018年には新国立競技場を設計した建築家の隈研吾氏がデザインを担当した新しい図書館がオープンします。らせん状の斬新なデザインの新図書館にはレストランやバーが入居することが決まっており、同地がさらなる盛り上がりを見せることは間違いないでしょう。

レポートしてくれたのは

フリドリー 麻紀さん

グローバルママ研究所リサーチャー。国際結婚にて来豪。在住歴10年以上。長男11歳、次男8歳。日本では外資系製薬会社秘書、豪州では商社を経て、現在メディア系会社で勤務。翻訳・編集業務に従事する。