田んぼアートが圧巻！青森道の駅いなかだて「弥生の里」見頃は10月初旬まで

「田んぼアート」とは？

青森県津軽郡田舎館村で行われている、水田をキャンバスに見立て、異なる色の稲を使って描く作品のことです。今年で26年目を迎えます。

農業体験がその始まりで、最初は文字と岩木山だけの簡単な柄でした。イラストを使い始めてから、遠近法を取り入れて観やすいように改良し、アートの難易度がどんどん上がり、現在のような形に。

田んぼアートのお米は地元農業研究センターで開発された6種と、3種の古代米、2種のブランド米、計11種を使っています。デザインが決まったら遠近法で設計図を作り、それに基づいて水田を測量し、色柄ごとに田植え。6月頃から作品を観ることができます。

第1田んぼアート

田んぼアートは、田舎館村内に2カ所あります。お城デザインの村役場の4階展望デッキ、6階天守閣からの眺めが楽しめるのが「第1田んぼアート」です。

テーマは「ローマの休日」。オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがリアル！

右側の田んぼには「真実の口」。凹凸が細かすぎてすごい！ちなみに、真実の口側の背景に使われているのが、「あさゆき」という品種のブランド米だそうです。

第2田んぼアート

道の駅いなかだて「弥生の里」敷地内にある、「第2田んぼアート」は手塚治虫作品がテーマ。

弥生の里展望所から観ることができます。背景に「つがるロマン」という、ブランド米が使用されているそうです。

展望所に上がると、鉄腕アトムのフィギュアがお出迎えしてくれました。

時期によって、異なる姿を魅せる田んぼアート。7～8月は、青々とした稲穂がイラストを引き立てます。9～10月は穂が黄金色に変わって、セピアっぽく。味があって素敵になりますよ。

電車やバスでもアクセス可能！

第2田んぼアート近くには、弘南鉄道の「田んぼアート駅」があり、弘前駅や黒石駅からのアクセスもバッチリ。この田んぼアート駅、米粒をイメージしたデザインになってます。それぞれの米粒には、子どもたちの描いたイラストが！

第1田んぼアートと第2田んぼアートは、車で10分程度離れた場所にあります。2カ所を繋ぐ「たさあべ号」というバスが、約30分おきに往復。

おすすめスケジュール

• 8:53

  田んぼアート駅到着（弘前から）

• 9:00

  「たさあべ号」で移動

• 9:11

  第1田んぼアート到着

  第1田んぼアート鑑賞

• 10:25

  「たさあべ号で」移動

• 10:36

  第2田んぼアート到着

  第2田んぼアート鑑賞

• 12:00

  昼食

  道の駅のレストランが便利

子どもも大満足のアスレチック

第2田んぼアートのある道の駅いなかだて「弥生の里」には、大型アスレチック施設があり、入場料400円で1日遊び放題！ロング滑り台が大人気ですよ。

参加型イベントのお知らせ

田植え体験や稲刈り体験があり、一般の人も参加できます。稲刈り体験は9月30日。一般の事前受付は9月3日～9月21日です。一度体験してみてください！

施設情報