2017.06.24 / 2017.08.04
もうすぐ6月も終わり。夏の休暇旅行まであと1カ月…とうママもいるのでは?子どもと一緒の旅行は楽しみな反面、心配事もチラホラ。そこで、All About旅行ガイドの古屋江美子さんに「夏の子連れ旅行」成功テクについて教えてもらいました。
教えてくれたのは
- 古屋江美子さん(All About「旅行」ガイド)
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ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40カ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。>All About
安く済ませたい! お得な予約法は?
やっぱり、LCCはお得?
航空券は早く買うほどお得。JALの「先特割引」やANAの「旅割」といった早期割引運賃があります。LCCも選択肢のひとつですが、繁忙期ほど運賃が高くなるので、あまり差がないことも。
また、LCCは国内旅行でも2歳児から大人と同料金がかかることにも注意が必要です。ホテルだけを予約するなら、「最低価格保証」を掲げる公式サイトからの予約がお得。公式サイトからの予約特典を設けている宿もあります。
注目は自由度が高い「ダイナミックパッケージ」
飛行機とホテルを一緒にとるなら「ダイナミックパッケージ」がおすすめ。フライト時間や宿泊先を自由に組み合わせられるので、パッケージツアーより自由度が高く、小さな子連れでもムリのないスケジュールが立てられます。
料金は出発日やフライト時間によって変動しますが、飛行機と宿を別に予約するよりお得。「トラベルコ」のようなダイナミックパッケージの比較サービスを使えば、複数サイトの商品を比べるのも簡単です。
キャンセル待ちは、21日前くらいが狙い目
可能であれば、お盆前後のピークをずらすと、予約もとりやすく、旅費もおさえられます。キャンセル待ちを狙う場合、国内旅行のツアーは20日前からキャンセル料が発生するものが多いので、21日前くらいが狙い目。
ホテル単体の場合、3日前からキャンセル料がかかるところが多いので、3~4日前に再度チェックしてみるととれることもあります。
子連れ旅行で気を付けたいことは?
子連れ旅行は、余裕をもったスケジュールにするのがポイント。子どもが小さいうちは、プールや温泉などの施設や体験プログラムの充実したホテルや旅館を選び、滞在型のスタイルにしてもいいでしょう。
滞在型の旅はお昼寝の時間も確保しやすく、子どもの負担も少なくてすみます。子ども用のアメニティやベビーベッドの貸し出しなど、ファミリーにうれしいサービスが充実している宿も多いので、そのあたりもチェックしておくと安心です。
赤ちゃん・幼児連れの持ち物チェックリストをまとめましたので、参考にしてみてください。
持ち物チェックリスト
<お泊り・おでかけグッズ>
- 下着・着替え:多めに用意しておくと安心
- ビニール袋・ジッパー付き袋:ゴミや汚れた服入れに。また、子どもが拾った葉っぱや貝殻など思い出の品を入れるのにも重宝
- タオル類、ブランケット:ブランケットはバスタオルでも代用可
- ミルクセット:哺乳瓶、粉ミルク、お湯など
- 飲み物、離乳食、お菓子:飲み物はストロー付きマグカップなどに入れて持参
- 子ども用のスプーン、フォーク、エプロン:必要に応じて
- ウェットティッシュ:おしりふきでも代用可
- おむつ・おしりふき:多めに用意しておくと安心
- おもちゃ:音の出ないおもちゃも用意
- 母子手帳・健康保険証・常備薬:いざというときに備えて
- 子ども用パジャマ:宿によっては用意があるところも
- 子ども用ハブラシ:宿によっては用意があるところも
- 洗濯石鹸:長めの旅行だとあると便利
- レジャーシート:ハイハイ時に屋外で過ごす場合はとくに重宝
- ベビーカー、抱っこ紐:旅行先によって使い分けを
<夏の旅行にあるといいもの>
- 帽子:熱中症対策に
- 虫よけ:スプレーやシールなどタイプもいろいろ
- 日焼け止め:子ども用の低刺激のものが安心
- 水着、サンダル、水遊びグッズ:海やプールに行くなら必携
準備を万端にしておけば、旅はより快適になります。家族で楽しい夏の思い出をたくさんつくりたいですね。