どこにあるのかわからないのに、効果抜群!マグネットで子どものイタズラを防止できちゃう、ありそうでなかったおもしろアイテムの紹介です。インテリアの見た目を大事にしたい家庭にもおすすめです。

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家族を守る新アイテム

赤ちゃんの行動が活発になってくると、引き出しや戸棚を開けたがるイタズラに、頭を悩ませるママは多いですよね。特に、台所などは危険なものもたくさんあるので、ロックをつけている家がほとんどではないでしょうか。

一般的に出回っているのは扉の表に設置する鍵タイプのもので、100円ショップなどで手軽に買えるメリットがある一方、赤ちゃんの力が強くなってくるとすぐに壊されたり、家具の見た目が損なわれたりして、使い勝手が悪く感じる人も多いと思います。

しかし!そんな問題を一気に解決できる、キャビネットロックがあるのを、みなさん知っていましたか?

画期的!マグネットでストレスフリー

それがこちらの「安全磁気キャビネットロック」。実は、磁石の力を使ってロックを解除する、という珍しい商品なんです!

BALFER「安全磁気キャビネットロック(10ロックと2磁気のキー)」1399円(Amazonにて購入)

これを使えば、部品は扉の内側に貼り付けるだけなので、家具の見た目もそのまま。かつ、子どもにはどこにロックがあるのかわからないため、突破される心配もありません。

ロックがかかったままの扉は、1歳の息子が思い切り引っ張っても、壊れることはありませんでした。食器棚に近くたびハラハラしたり、台所をめちゃくちゃに散らかされて、イライラしていたイタズラ真っ盛りの時期には、わが家ではとても重宝しました。

実際に取り付けた扉がこちら。見た目はなんの変哲もありませんが、確かにロックがかかっているのです。

扉の中を見てみると、ロック本体が扉の裏面、受け口が中の天井部分に取り付けてあり、扉を閉めるとその2つが噛み合ってロックがかかります。そして、付属の磁石をかざすだけで、とても簡単にロックが解除できるという画期的な仕組みなんです!

カギは磁気!?

解除用の磁石は、収納用の台座とセットで2個付属

写真のように、磁石をロックが貼り付けてある位置の外側にかざすと、磁気に引っ張られてロックが引っ込み、受け口から外れて扉を開けることができるようになる、という仕組み。

考えてみればとてもシンプルな構造ですが、見た目にわからないという大きなメリットが、今までになく驚きました!

さらに、ロック本体の下についているつまみを上に引き上げると、常にロックが解除された状態にもできるので、食事の支度などで何度も開け閉めするときには、いちいちロックを解除する必要もありません。

解除用の磁石を収納する台座にも磁気があり、使用しないときにはくっつけて保管ができるので、無くす心配もありません。しかも、台座の裏側には両面テープが貼られていて、好きな場所に設置可能!


ロックをかけた扉の近くに貼っておけば、必要なときにすぐ取り出せて便利ですし、複数の扉にロックをかけていても、磁石はこれ一つですべて解除できます。ちなみに磁気の強いものであれば、市販されている磁石でもロックを解除することが可能なようです。

防災にも活用しよう!

息子が2歳を過ぎた今、触っていい場所とダメな場所の区別がつき始めたので、正直もう常にロックをかける必要もなくなってきました。

しかし、戸棚にロックをかけていれば、大きな地震が発生した際に、中の食器などが飛び出して散乱し、怪我をするのを防ぐこともできるため、防災の観点から見ても、実はとても大切なことなのです。

最近ではさまざな場所で、地震が頻発して大きな被害を出していますし、いつ自分たちの身に起こるかもわかりませんよね。なので、「イタズラの時期はもう過ぎた」という家庭でも、日頃から戸棚、特に食器棚にはロックをかけておいた方がいいかもしれません。

取り付け前に、扉の厚さをチェック!

部品の取り付けはすべて、備え付けの両面テープで行います。ロック本体と受け口の位置がズレてしまわないよう、補助する部品が付属されているので、特に手間取ることもありませんでした。しかし、扉の厚さによってはロックが機能しないようなので、事前に確認しておきましょう!

【1】扉の厚さが35mm以内である

規格を超えた扉に取り付けてしまうと、外側からかざした磁気が届かず、ロックを解除できなくなります。取り付けたい扉の厚さをしっかりチェックするとともに、貼り付け前にちゃんと磁気が届くか試してみるといいですよ。

【2】他の磁石を避けて取り付ける

ロックの近くに磁気を発するものがあると、扉を閉めてもその磁気に引っ張られて、常にロックが解除された状態になる場合があります。

今回の棚も、左上にマグネットがついた扉なので、少し右にずらしてロックを取り付けました。必然的に取っ手部分から離れてしまったため、ロックをかけた状態で扉を開けようとすると、多少隙間があきますが、十分効果を発揮しています。

ただ、写真の位置だと「少し間隔を開けすぎたかな?」とも個人的には思うので、磁気の影響を受けないギリギリのところで調整をすると、もっと使い勝手が良いかもしれません

まさに一石三鳥!楽しい子育てを実現しよう

子どもが小さいうちには、子ども優先の部屋作りを強いられてしまいますが、「どうしてもお気に入りの家具には、生活感を出したくない!」そんなママの想いも大切にしていいと思います。

私も、この戸棚は結婚祝いでいただいたものだったので、外側につけるタイプのロックに抵抗があり、取り付けをずっと躊躇していました。

取り付けるにしても、「できるだけスタイリッシュなものを!」と検索しているうちに、この商品と出会ったのです。子どものイタズラ防止と、ママの気分を盛り上げる環境、それらが揃えば子育てがより、楽しくなるかもしれませんね。

この記事を書いたライター

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わたなべさとみさん

2児の母であり、転勤族のヨメ。息子は1歳にして立派な子鉄(鉄道好きの子ども)となり、一緒に各地へお出かけしています。 日課は育児マンガを読むこと。

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