2018.11.05
11月から2月が旬の冬キャベツ。スーパーで手軽に買えて、使い勝手が良いところが好きです。今回は帰ってからすぐに作れて、「キャベツっておいしいな~」としみじみ感じる、わが家の定番レシピを3つお届けします。
index目次
ポイントは「シンプルでおいしい」
家族全員、野菜が大好きで、うちでは野菜を使った料理がよく食卓に並びます。食べ方はいろいろです。生だったりマリネにしたり、焼いたり揚げたり、煮込んだり…同じ食材を使っても、調理方法や味付けでまったく違う表情を見せてくれる野菜たち。
今日の食材は、皆さんにおなじみの“キャベツ”です。
- キャベツを「生」で楽しむ、ちぎるだけ・あえるだけの「やみつきキャベツ」レシピ
- キャベツを「焼いて」楽しむ、香ばしさがたまらない「焼きキャベツのピーナツソース」レシピ
- キャベツを「煮て」楽しむ、寒い日にうれしい「アサリとキャベツのスープ」レシピ
帰ってからでもすぐに作れる&おいしい!3つのレシピをお届けします。
「やみつきキャベツ」レシピ
料理に自信がなくても、大丈夫。手でちぎってあえるだけの手軽さです。子どもも一緒にお手伝いできちゃう。塩昆布のうま味と程よい塩味、ごま油の香りが食欲をそそり、箸がすすむので「やみつきキャベツ」と呼んでいます(笑)。
- 材料
-
- キャベツ
- 1/4個
- 塩昆布
- 好みで5~10g
- 白ごま
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- 作り方
- 所要時間5分
-
- STEP1
- キャベツは一口大にちぎり、ボウルに入れる
- STEP2
- 1のボウルに塩昆布と白ごま、ごま油を加えてあえる。味をみて、塩昆布の量を調整する
「焼きキャベツのピーナッツソース」レシピ
野菜を焼いたときの、香ばしい香りがたまりません。焼いたキャベツとピーナッツバターを使った、ピリ辛ソースとの相性は抜群です!実はこのソース、生野菜につけてもおいしいのです。子ども用に、市販のごまダレを使っても。
- 材料2~3人分
-
- キャベツ
- 1/4個
- オリーブ油
- 大さじ1/2
- A
-
- ピーナッツバター(無糖)
- 大さじ2
- レモン汁
- 大さじ2
- ナンプラー
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- 豆板醤
- 小さじ1
- 作り方
-
- STEP1
- キャベツは芯をつけたまま、3等分のくし形に切る
- STEP2
- フライパンにオリーブ油を熱し、キャベツの切り口を下にして並べ、トングなどでフライパンに押しつけながら、強火で両面にこんがりと焼き色をつける(ぎゅっと押しつけながら焼きます。この香ばしさがおいしさの最大のポイント)
- STEP3
- 器に盛り、Aを混ぜたソースをかける
隠し味は○○!?「アサリとキャベツのスープ」
キャベツをザクザクと粗く切って、アサリと一緒にコトコト火にかけるだけの簡単スープです。隠し味に昆布茶を使います。キャベツの甘味と、アサリのいいダシに昆布茶で奥行きをプラス。身体の中からほっこり温まる、リクエストが多いスープです。
- 材料
-
- キャベツ
- 1/4個
- アサリ(砂抜きしておく)
- 250g
- バター
- 5~10g
- 昆布茶
- 小さじ1/2
- 料理酒
- 1/2カップ
- 作り方
-
- STEP1
- キャベツはザクザクと粗く切り、鍋に入れる
- STEP2
- 砂抜きしたアサリ、料理酒、水2カップ(分量外)も加えて、火にかける
- STEP3
- ひと煮立ちしたら、昆布茶とバターを入れて、味をととのえる
調味料のこと
今回、お届けしたレシピの中に「ナンプラー」や「ピーナッツバター」、「昆布茶」が登場します。昆布茶はまだしも、ナンプラーやピーナッツバターを常備している人は、そんなに多くないかもしれません。
なくてもやっていけるのですが、あると味に変化や奥行きを出してくれる優秀な調味料で、私のよき相棒です(ピーナッツバターやナンプラーを使った、他のおすすめレシピもまた紹介しますね)。
料理に使うピーナッツバターは無糖のものがよいですが、微糖の「SKIPPY」などでもOKです。ナンプラーは、スーパーでも購入できますが、“カルディコーヒー”や“酒のやまや”なら種類も多いですし、スーパーより手軽に購入することができるのでおすすめです。
写真で載せるほどのことでもありませんが(笑)、あると便利な昆布茶です。アサリと白ワインを使っての洋風スープももちろんおいしいのですが、今回はあえて昆布茶を使ったレシピのお届けです。
昆布茶を使い、料理酒も使い、バターを最後に入れることで、和と洋のいいとこどりができます。私が常々、一番お伝えしたいことは、
脱・きっちり!!
です。「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」より、「これもいいかも!」「こうしたらおいしそう!」「だいたい…こんな感じ!」で料理した方が楽しくて、おいしい!と思うのです。怖がらずにいろいろ試してみて、“めっちゃおいしい!”自分流のレシピに出会ったときの感覚は最高です。
毎日、仕事に家事に子育てに(そしてプライベートの時間も楽しみたい)、やることリストはなかなか減りませんが、毎日やってくる「料理の時間」は皆さんにとって“楽しい時間”となってほしいです。お届けするレシピがそのお手伝いになるとうれしいです。
この記事を書いたライター
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ぷっちょさん
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小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
子育て中の日々の暮らしや、おすすめのイベント情報などをInstagramやfacebookにて公開中です。こちらもぜひ覗いてみてください。