/ 2021.07.16

オリジナルのランプシェードの作り方を紹介します。風船と和紙や半紙、そして100均のLEDライトを使って作ります。灯りを灯せば、暗い夜もウキウキ!身近なアイテムで手軽に作れるので、子どもとの工作にもおすすめです。

index目次

用意するもの

  • 風船
  • お花紙・和紙・半紙など
  • 木工用接着剤(またはのり)
  • ハサミ・筆・容器

その他、作業スペースに敷く新聞紙(汚れを防ぐため)、風船を固定できる筒状のもの(今回はガムテープの芯を使用)があると、作業しやすいです。

作り方

下準備をする

  1. 作りたいランプシェードの大きさに応じたサイズまで、風船を膨らませる
  2. お花紙を好みの形にカットする※今回は三角にカットしましたが、他の形でもOK。ハサミでカットせずに、手でちぎっても◎
  3. 空き容器に木工用接着剤を入れ、水で溶いて接着剤液を作る木工用接着剤と水の割合は「1:1.5~2」ほどを目安に、使用する木工用接着剤やのりの粘着力を見ながら調整します。

風船の表面に紙を貼り付ける

  1. 風船を筒状の台に固定するなどして、作業しやすい状態にする
  2. 風船の表面に、筆で接着剤液を塗り、まずは白い紙を貼り付ける
  3. 接着剤液を塗ったところに、ちぎった紙を貼り付ける作業を繰り返し、風船の表面を紙で覆っていく薄い紙の場合は何枚も重ね貼りし、貼り付けた紙の上にも接着剤液を塗り、コーティングしていきます。紙を貼る際、風船の一部分は、完成後にライトをセットする口として、紙を貼らずに残しておきます。今回は、風船を固定する台の筒の部分に、紙を貼らずに残すことにしました。

    白い紙を貼り重ね、表面を覆った状態
  4. 白い紙の上に、三角に切ったお花紙を重ねて、貼り付けていく今回は、三角に切ったお花紙を、ランダムな模様になるように貼り付けましたが、紙を好きな形に切り取って貼り付けたり、紙を手でちぎって「ちぎり絵」のようにして、好みの模様や絵柄になるように貼り付けても素敵です。

    また、表面に隙間が空くように紙を貼り付けると、隙間からは灯りが強く漏れるランプシェ―ドになります。

  5. この状態で、接着剤液が完全に乾くまで放置する
    お花紙が貼り付けられた状態
    貼り残している部分の状態

風船を抜き取る

2~3日で接着剤液が乾き、紙の表面が固くなります。

表面を触ると、固くコツコツと音がする

紙を貼り残した口から、ハサミなどで風船を切って割り、取り除いたらランプシェードの完成!

1週間程経過すると、風船が自然にしぼんで紙から剥がれていくので、風船がしぼむまで待ってから取り除いてもOK。

LEDライトをセットします

LEDライトは、100円ショップのものを使用しました。 ※熱を発するライトは発火する危険があるため、絶対に使用しないでください!

ロウソクのデザインで、揺らめくように灯って素敵です。

ランプシェードの、紙を貼り残しておいた口に、LEDライトが収まるようにかぶせてセットします。

灯りを点けてみました

暗いところでライトを点けると、紙を透過した灯りが幻想的に揺らめきます。

明るい状態でも、カラフルなドーム状のランプシェードは、インテリアとしても活躍します。

暗くなってライトを灯すと、まったく違った雰囲気に。

貼り付ける紙の厚みや色によって、透過される灯りが変わってくるので、いくつか作って、灯りの様子の違いを楽しむのもアリです。

この記事を書いたライター

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又多 実千恵さん
プラチナライター

手芸などのハンドメイドが大好きです。手軽・短時間・ローコストをモットーに、「手抜きアイデア」を模索しながら、物づくりを楽しんでいます。

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