お気に入りのハギレを使って、読書の秋にぴったりのブックカバーを作りましょう。ミシンがなくても、約1時間で完成します。子どもの好きな生地で作ってプレゼントすれば、読書好きになってくれるかも!? クリスマスプレゼントの候補にいかが?

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はじめに

最近、読書していますか?

読書したくてもなかなか時間が取れない、子どもに本を読んでほしいけど、なかなか読みたがらない…。そんなママやパパのために、今回はお気に入りの生地を使って、簡単にハンドメイドできるブックカバーの作り方を紹介します。

ちょっと難しそうに感じるブックカバーですが、“生地の折り方”を工夫すると、あっという間にできちゃいます!ミシンがなくてもできるので、秋の夜長に挑戦してみてくださいね。

材料・道具(文庫本サイズ)

生地が薄い場合は、裏に接着芯を貼っておくと、キレイに仕上がります
  • 生地A(42×18cm)
  • 生地B(30×18cm)
  • リボン(1.5cm幅) 18cm
  • 手縫い用の針と糸
  • まち針
  • 印付け用ペン
  • 手芸用ハサミ
  • 定規
  • アイロン&アイロン台

ブックカバーの作り方

  1. 図を参考に布の裏面に印をつける
  2. 生地Aの印つけ
    生地Bの印つけ
  3. 生地Aにリボンを縫い付ける
  4. リボンを生地Aの「おもて面」にセットして、縫い代線と布端の中央を縫います(なみ縫いで上下2カ所)。

    ここは見えなくなるので、しっかり固定できればOK!
  5. 生地Aと生地Bを縫い合わせる
  6. 生地Aと生地Bを「中表」に合わせて、縫い合わせます。ここは後で縫い代を割るので、半返し縫い(または返し縫い)で、端から端までしっかり縫いましょう。

    生地AとBの表が内側になるように合わせて
    ミシンがなくても、手縫いで簡単に縫えます

    縫い終わったら、生地Aと生地Bが1枚につながるように広げ、布裏からアイロンをあてて、縫い代を割ります。

    縫い代を割る=縫い代を両側に倒して開くことです
    縫い代が割れました
  7. 布を折りたたむ
  8. 1枚の布状になったら、図を参考に布裏に印をつけて、「中表になるように」折りたたみます。

    1→2→3の順で折ると、わかりやすいです
    たたむとこんな感じです
    横から見ると、生地Bがじゃばら折りになっているのがわかります
  9. ブックカバーの上下を縫い合わせる
  10. 布をたためたら、図を参考にブックカバーの上下を縫い合わせます。なんと縫うのは、これでおしまいです!

    ちょっとだけ斜めに縫う場所があります
  11. 縫い代をカットする
  12. 縫い終わったら、図を参考に縫い代をハサミでカットします。これは布をひっくり返したときに、縫い代が中でゴロゴロしないようにするためです。

    縫ったところを切らないように気をつけましょう
  13. ひっくり返して完成!

カバーを表に返して、形を整えたら完成です!

ブックカバーの表側
ブックカバーの裏側

文庫本に装着してみました

文庫本の厚みに合わせて、カバーの折り位置を調整できます。シンプルですが、柄の切り返しがかわいいです!

シックで大人かわいい感じになりました♪

まとめ

布の折り方を工夫することで、縫う回数が少なくても、本格的なブックカバーができちゃいました!個人的には生地Aを無地、生地Bを柄にするとかわいいと思いますが、無地×無地や柄×柄でも、もちろんOKです。いろいろな組み合わせを試してみてくださいね。

この記事を書いたライター

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かわばたふみさん

4歳と1歳の兄弟を抱え、毎日てんやわんやのWebデザイナー&ハンドメイド作家です。手芸好きのママを増やすべく「簡単・可愛い・褒められる♪」手芸の技を日々研究中!

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