新刊絵本チェックしてますか?ついつい「定番絵本でいいか」と絵本を選んでしまっていませんか?ぜひ新刊絵本ものぞいてみてください。子どもも大人も「なるほど」「考えさせられるな」「おもしろい」とハマってしまう新刊絵本を絵本好き親子がご紹介します。

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みえるとか みえないとか

作:ヨシタケシンスケ 相談:伊藤亜紗 出版社:アリス館 対象年齢の目安:4歳~

子どもの目線から視覚障がい者の方の世界を描いています。

宇宙飛行士のぼくと宇宙人がやりとりをしながら、こちらから見ればこうだけど、あちらから見たら違うのかな?と想像し、それぞれのいい所に目をつけて、プラス思考に生きていきたいと思う絵本です。子どもと一緒に何回も読みたいと思っています。

今は理解できなくても、子どもにハンディキャップを伝えるとき、とてもいい絵本だよね。(30代パパの感想)

すきま地蔵

文:室井滋 絵:長谷川義史 出版社:白泉社 対象年齢の目安:5歳~

ビルの隙間に追いやられても人々のことを思っているお地蔵さんたち。そのお地蔵さんたちの代わりに困った人たちを助ける少年。人助けの人情絵本です。

開発が進み、ビルの隙間に追いやられているお地蔵さんたちがかわいそうですが、ちゃんと町の様子を見守ってくれています。また、そのお地蔵さんたちにおつかいを頼まれて、東西南北へ走っていく優しい少年。ほのぼの心があたたまる絵本です。

あたたかいお話だけど、ちょっと切ないね。(20代親戚のお姉さんの感想)

おつきさまのおさんぽ

作・絵:カワチ・レン 出版社:学研 対象年齢の目安:3~5歳

イラストのかわいらしさとお月さまの黄色がきれいな寝る前の読み聞かせにぴったりな絵本です。

ある夜、クレーンがお月さまを引っ掛けてしまい、お月さまは街に降りてきてワクワクお散歩をはじめます。お月さまが通ると街がピカピカ元気に動き出して、お月さまが帰ったら…、おやすみなさい。

娘もページをめくるたびに指差し「お月さまここにいるよ!」と楽しそうです。

お月さまきれいねー
お月さまピカピカだねー
(2歳女の子の感想)

ぼくが いちばん! すごいでしょ

作:サトシン 絵:山村浩二 出版社:PHP研究所 対象年齢の目安:3・4歳~

さまざまな動物たちが、自分の一番自信があることを得意げにやって見せてくれます。みんなが一番!と自信をもらえる前向き絵本です。

登場する動物たちはそれぞれ自分の特徴にとても自信を持っています。大きさや速さが一番、遅いのだって一番です。明るくたくましく胸を張って生きている動物たちから元気をもらえます。

娘も絵本を読み終わると危なっかしいことをして「ママー!コレすごいでしょ!」と自慢してくれます。

弟が泣いていると絵本を貸してくれるお姉ちゃん。でも、読んで欲しいのはお姉ちゃんかも…(笑)

動物すごいねー
動物すごいでしょ
(2歳女の子の感想)

リリーとナッツ ゆきのクリスマス

作:藤岡ちさ 出版社:佼成出版社 対象年齢の目安:3歳~

最後に季節の絵本をご紹介します。クッキーの箱でおなじみのかわいいリスのイラストが目を引く、クリスマスにぴったりの絵本です。プレゼントにもいいかも。

仲良しのリスの姉妹リリーとナッツがクリスマスの準備をしながら、お父さんから雪を教えてもらい、雪に興味津々。姉妹はサンタさんにどんなことをお願いしたのでしょうか。クリスマスを迎える、ワクワクした気持ちがいっぱいの心あたたまる絵本です。

とにかくかわいらしいリスの姉妹のイラストにニコニコ、ワクワク、元気が出ます。

リスさんかわいー
リスさん遊んでるねー
(2歳女の子の感想)

遊びの中で触れ合った、親子のぬくもり、笑顔、優しさは大きくなってもかけがえのない思い出になるはず。新しい絵本との出会いで、子どもたちの言葉、興味、感性の幅が広がってくれるといいなと思います。

ステキな読み聞かせタイムをお過ごしください。

この記事を書いたライター

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ハシト チサさん

おませな4歳女の子と元気いっぱい2歳男の子のママです。「楽しんだもの勝ち」と思いながら日々生活しています。新しいものやかっこいいなと思うものを探すのが好きです。

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