平日の夜は、働くママにとってタスクとの戦い。それなのに、いつも以上に言うことを聞かないわが子にイライラ。「早くして!」なんて、つい叱ってしまう時ってありますよね。そんな日の夜に子どもと一緒に読んで欲しい、寝かしつけ前の1冊をご紹介します。

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周期的にやってくる、イヤイヤの祭典「ブラックイブニング」

保育園のお迎えから寝かしつけまでの時間は、働くママにとって1分1秒を争う1日のクライマックス。つつがなく食事を済ませて、お風呂に入れて……とチャキチャキ進めたいのに、今日は何につけ「イヤ!」の一点張りで言うことを聞いてくれない…。そんな「今日はどうした?」っていう日、ありませんか?

わが家ではこれを

ブラックイブニング

と呼んでいます。遅々として進まないタスク、迫りくる寝かしつけ時間。思わずイライラして叱りつけてしまったりして。バタバタしながらお尻をたたいてたたいて、やっと眠りについた娘の寝顔を見ながら、

なんであんなにキツく言っちゃったんだろう…

と後悔するんですよね。

そんな1日の終わりには、この1冊を読み聞かせ!

ピリピリしてしまったこんな日の終わりには、この1冊を読み聞かせすることにしています。大人も子どももほっこりあたたかい気持ちになる、やさしいストーリーです。

「てぶくろ」(講談社・刊) 作・絵 いもとようこ

雪のふる学校からの帰り道。みみたんは、お姉ちゃんの手袋をかしてと主張します。すると、お姉ちゃんは片方の手袋をみみたんにかして、もう片方の手をつないでくれました…。

出典:「てぶくろ」より

1冊読み終えるのにかかる時間は5分程度ですが、その短い時間だけでも子どもと一緒に絵本に没頭することで、怒られてさらにヘソを曲げた娘も、急かし疲れてヘトヘトの母も、ホワーっと心がほぐされていくのを感じます。

温泉のようにホカホカやさしい世界に浸って、読み終える頃には親子そろってにっこり。やさしい気持ちになって、ぎゅーっとハグしておやすみなさい。

幸せそうな寝顔を見て、怒ってしまった分を帳消しとまではいかなくとも、「今日も平和に1日が終わったな」とかみしめることができるのです。

が、しかし!

ふとわれに返ると、キッチンとリビングにはたまった洗い物&洗濯物の山。さらには明日の保育園の準備が待っているんですけどね(汗)。頑張るママの1日はまだまだ終わってはいなかったのでした。チャンチャン。

この記事を書いたライター

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いのうえさん

美容関係の出版社で働く1歳&4歳姉妹の母。娘にせがまれ毎晩寝かしつけ時に読み聞かせをするうち、すっかり自分も絵本ファンに。休日はせっせと図書館に通ってお気に入りを物色しています。絵本ときどき美容情報を発信。

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