2018.12.12
フェルト生地でオーナメントを作ってみました。複雑そうに見えますが、作り方はとても簡単!北欧の雰囲気を感じる雪の結晶のモチーフは、クリスマスのデコレーションとしてはもちろん、冬のインテリアとして窓辺や壁を長く彩ってくれます。
index目次
雪の結晶オーナメントを作ろう
用意するもの(1つ分)
- 7cm×7cmのフェルト:6枚
- 縫い糸と縫い針
- 毛糸(ひもやリボンでもOK)
- 布用ハサミ・定規・ペン
結晶のパーツを作ろう!
- 7cm×7cmの正方形のフェルト1枚を下図の向きで置く
- 上下の角(下図赤星印)同士を合わせて半分に折り、三角形にする
- 底辺の真ん中から左右に5mmのところに、縦線で印をつける(下図黒線2本)。さらに、底辺の左右の端から1cmずつの位置に、左右それぞれ3つずつ印をつけ、三角形の斜面と平行になるように印と黒い縦線をつなぐ線で印をつける(下図赤線)。赤線部分が切り込みを入れるラインとなる※フェルトの印をつけるとき、しっかりと濃くつけると完成した際に印が目立ってしまうため、布と同系色のペンで薄くつける(または「消えるタイプのペン」を利用する)
切り込みを入れる位置や長さは、厳密でなくてもOKです。大体の切り込み位置が把握できたら、フェルトに印を描き込まずに、目検討で切り込みを入れるのがおすすめです。そうするとフェルトに印が残らずに、きれいに仕上がります - フェルトを半分に折った三角形の状態(布が重なっている)のまま、先ほどの図の赤線部分をハサミで切る
- 切り込みが入れられたら、三角に折っていたフェルトを開く
- 一番中心側の切り込みの角(下図赤星印)同士を、中心に向かって折り、縫い合わせる(下図赤線は、切込みが入っている線)
- 一番中心側の切り込みが縫えたら、次は中心から3つ目の切り込みの角(下図赤星印)同士を、中心に向かって折り、縫い合わせる
- 一番中心側の切り込みの角同士と、中心から3番目の切り込みの角同士を縫い合わせられたら、反対側にひっくり返す
- 中心から2番目の切り込みの角(下図赤星印)同士を、中心に向かって折り、縫い合わせる
- 次に、一番外側(中心から4番目)の切り込みの角(下図赤星印)同士を、中心に向かって折り、縫い合わせる
雪の結晶のパーツが1つできあがりました!
パーツを組み合わせよう!
- 先ほどの雪の結晶のパーツを、6つ作る(今回は水色のフェルトで3つ、白いフェルトで3つの合計6つ)
- 6つのパーツを放射状に並べ、雪の結晶の形にする
- パーツ同士の中心部分を縫い合わせていく
- パーツが隣り合うサイド部分(下図黄色丸枠部分)も縫い合わせる
- 毛糸やひもを通して、つるせるようにしたら、雪の結晶オーナメントの完成!
フェルトの色や大きさを変えてもOK
フェルトの色を変えることで、印象が違う雪の結晶になります。フェルトの大きさを変えて、サイズ違いの雪の結晶を作ってもいいですね。
グルーガンで縫わずに作れる
上記で紹介した、糸で縫う作り方のほか、「グルーガン」で接着して作ることもできます。グルーガンは素早く接着できるので、“手縫いするのはちょっと面倒” という人におすすめです(熱を発するため、子どもが使用するときには注意が必要)。
「グルーガン」と「グルースティック」は100円ショップでも取り扱いがあり、手軽に入手できます。
アレンジいろいろ
パーツを縦につなげて、ガーランドのようにしてもすてきです。
今回は、フェルト布での作成方法を紹介しましたが、フェルトではなく紙(接着はのりで)を使って同じようなオーナメントを作ることができます。
手元にあるコピー用紙や折り紙、不要な包装紙などを使い、手軽にかわいい雪の結晶が作れますよ。
フェルト・紙、どちらもすてきなオーナメントが作れます。お好きな素材でハンドメイドを楽しんでみてくださいね!
この記事を書いたライター
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又多 実千恵さん
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手芸などのハンドメイドが大好きです。手軽・短時間・ローコストをモットーに、「手抜きアイデア」を模索しながら、物づくりを楽しんでいます。