2018.12.05
昔懐かしアイテム「リリアン」が進化した!? 今のリリアンは、毛糸で編めるからサクサク編めちゃう♪編んだ作品は中に針金を入れると、その形は自由自在に。いろいろな毛糸で編んで、家を冬仕様に飾りつけしてみませんか?とても簡単なので、親子でどうぞ!
index目次
「リリアン」って何?
「リリアン」とは、筒状になっている部分の上に数本の突起があり、そこに糸を掛けながら編む手芸用品のこと。なんと、日本に入ってきたのは大正時代なんだとか。そんなに長い歴史があるものなのですね。
子どもの頃に遊んだ記憶があるママも多いかもしれません。その頃使っていた糸は「リリアン糸」という。太めの刺しゅう糸のようなもので、ツルッとした触り心地でしたよね。(懐かしい!)
なんと、今時のリリアンは毛糸で編めちゃうのです!リリアン自体も、以前の物に比べて大きくなっており、手にフィットして持ちやすくなっていました。そんな懐かしい商品がダイソーで手に入るなんて、試さずにはいられません!
さっそく作ってみることにしました。
セット内容
開けてみると、いくつかのパーツに分かれていることが判明。
なんと、上のヘッド部分の付け替えが可能。糸の太さに合わせて交換できるのです。カギのカーブ部分もとても使いやすそうで、テンションが上がります!
ヘッド部分をつけかえる場合
ヘッドと本体は、ひねって簡単に外すことが可能。糸のサイズに合わせて簡単に付け替えることができます。ドライバーなどが必要ないので、子どもでもできちゃいますよ。
さっそく編んでみよう!
- 作り方
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- STEP1
- 毛糸の端をヘッドの中央穴から下に垂らし、本体下にある切れ込みに挟みこむ
- STEP2
- 穴から出ている糸を、ヘッドについているピンに、クルクルと巻きつけていく(写真内の1~4の順番で)
- STEP3
- 先ほどの最後の糸(上記写真内4番目の糸)を、矢印のようにクルッと隣のピンにかける ※元々かかっていた糸の上に、新しくかけた糸がくるようにする
- STEP4
- ピンにかかっている下の糸を、上の糸を通り越し、穴の方へ持っていくこれを反時計回りに進みながら、ひたすら繰り返していけば完成!
編み終わり方
- 作り方
-
- STEP1
- 毛糸を10cm程度残して切る
- STEP2
- 赤丸部分のように、本体を持つ手で糸の端を持ちつつ、通常通り一目編む。そして、残った目をカギで矢印の方向に引っ張り、手で押さえていた糸の端を出す黒丸部分の糸の端を、黒矢印の方向に糸を引いていくこれで、一本のピンから目が外れる
- STEP3
- 各ピンでSTEP2の手順を繰り返すと、すべてがピンから外れる
- STEP4
- これで完成です!
文章で作り方を読むと複雑そうですが、同じ作業の繰り返しなので、実際にやってみると簡単で驚きますよ。ぜひやってみてくださいね!
リリアンのアレンジ
一度編み始めると、楽しくなってしまい止まらなくなるリリアン。気が付いたら、目的もなく編んだ物が何個もできていた!なんてことも。そんなときは、ワイヤーを入れてアレンジする方法はいかが。
端からワイヤーを入れ、反対側から出てきたワイヤーとねじって止めます。リリアンの端同士も余っていた糸同士を結び、ワイヤーがはみ出ないようにします。 ※使用するワイヤーは、クラフト用のやや太めが◎。今回、使用したものは2mm幅。100均でも購入可能
星型でガーランド
カーテンレールにぶら下げれば、窓側が一気にクリスマス気分になりますね!リリアンを1本60cm程度まで編んだもので、作る星は15cmくらいのサイズになり、使い勝手抜群です。
星形を縦に並べると…
毛糸なので、糸で簡単に結ぶことができます。縦につなぐと、ちょっとした場所を彩ることができます。晴れている日だったら、玄関の外に飾るのもいいですね。
リース風に飾っても
大きく作ってしまったリリアンは、クルッと二重に丸めてリボンをつければ、あっという間にリースに大変身。今回は、リリアンの星を一緒に飾りましたが、大きめの松ぼっくりやサンタのオーナメントなどを飾ってもかわいい!
クリスマスが終わったら
針金で変幻自在なので、さまざまな形に作り替えが可能。星型をハート型にして飾ってみれば、バレンタイン気分が盛り上がってきませんか?あまり飾り付ける習慣がないバレンタインも、家中をハートで埋め尽くしてみるのもいいかも!
まだ編むことが難しい年齢の子どもでも、形を作る工程だったら簡単にできちゃいますので、親子でアレンジを楽しみましょう!
この記事を書いたライター
ライター一覧- へそ野へちまさん
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趣味は手芸、でも料理はやや苦手。子どもたちが寝た後、夫婦で海外ドラマを見るのが日課です。年に1度は沖縄旅行!を合言葉に500円玉貯金に励む、3人兄弟の母です。