2019.01.04
前衛芸術家・草間彌生さんをはじめ、世界的なアーティストの作品が集まり一気に鑑賞できる、瀬戸内海に浮かぶ直島。感性教育の一環として、子連れアートの旅へ行ってきました!そんな魅力たっぷりの直島をご紹介します。
index目次
直島観光は、宮浦港までの船旅を楽しもう!
直島を大きく分けると、宮浦エリア、本村エリア、ベネッセハウス周辺の3エリアに分かれています。直島は瀬戸内海に囲まれた島なので、まずはフェリー(四国汽船)に乗って、宮浦港までのアクセスします。
宮浦港までは、岡山県玉野市・宇野港から約20分、香川県高松市・高松港からは約50分で到着します。お天気が良ければ外に出て、潮風にあたりながらのんびりとした時間を過ごせますよ。
海の駅「なおしま」の前には、直島の顔、草間彌生さんの赤かぼちゃが描かれたかわいいコミュニティバスが停車していました。
直島観光にはレンタサイクルが便利!
直島に着いたら、まずは長距離移動のためのレンタル自転車を調達するのがオススメです。子どもを乗せるための3人乗り電動自転車も借りることができましたよ。
草間彌生さんの現代アート作品、赤かぼちゃはインスタ映え必至!
私にとって港や堤防のある風景は、生まれ育った町を思い出すため、とても心が落ち着きます。
そんな中、圧倒的な存在感を放っているのは、宮浦港のすぐそばにある「赤かぼちゃ」。直島に来たら、ここで撮影しないとはじまりませんよ。
赤かぼちゃの中に入ることもできるので、子どもたちは大はしゃぎ!草間彌生さんは、この作品のことを『太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と語っています。
宮ノ浦エリアでオススメアートスポット
直島は町中がアート!宮ノ浦エリアは少し歩くだけで、さまざまなアート作品に出合えます。
本村エリアでオススメのアートスポット
このエリアの魅力は、何と言ってもまち散歩。どこを歩いても新しい発見の数々で、ワクワクが止まりません。
子どもの冒険心をくすぐる隠れスポット
家プロジェクトを見学しよう!
「玄米心食あいすなお」で自然派ランチ
直島子連れランチでオススメしたいのが、直島本村地区にある築約80年の古民家を改装したごはんやさん「玄米心食あいすなお」。
岡山産の有機玄米を12時間以上浸水させたのち、塩と小豆を加えて専用の圧力鍋でモチモチに炊き上げ、3~4日熟成保温させた「酵素玄米」が自慢の味。落ち着いた雰囲気のほっこり空間で、体に優しい美味しいごはんがいただけます。
直島で起業の夢を叶えた若夫婦が営むゲストハウス
宿泊したのは、本村エリアにあるオシャレなカフェ&ゲストハウス「フランコイル(FRANCOILE)」。2017年にオープンしたばかりの、まだまだ新しいこちらのお店。
カフェでは、直島で唯一の自家焙煎している美味しいコーヒーがいただけます。フランコイルとは、スペイン語とフランス語を組み合わせた造語で、「素直な島(直島)」という意味が込められているのだとか。
東京でテレビ番組の美術スタッフをしていたオーナー夫婦が本当に素敵で、この直島でゲストハウスを作りたいという夢を見事に叶え起業したのだそうです。
自分たちでプロデュースしたという客室は、2部屋限定の完全プライベートルームで、その部屋には二人の思が詰まっていて、居心地の良いとても素敵な空間でした。翌朝には朝食もいただけました。
ベネッセハウス周辺エリアのアートスポット
ベネッセハウス ミュージアム前の庭の芝生には、動物をモチーフにした、何やらヘンテコで楽しい、カラフルな彫刻がたくさん!ニキ・ド・サンファルの野外アート作品です。
ベネッセハウスから下りたところにある海岸にも、アート作品が見られました。
黄色いかぼちゃの前で写真を撮ろう!
こちらは直島の代表作品「かぼちゃ(黄かぼちゃ)」。ベネッセミュージアムのすぐ向かいにあり、草間彌生さんが野外彫刻を制作し始めた1994年の作品なんだそうです。
ここでは家族写真をパチリ!海をバックに佇む黄かぼちゃは、写真映え度バツグン。思い出に残るスポットです。
ゆっくりのんびり流れる時間と現代アートが見事に調和する直島。もし機会があれば、一度訪れてみて欲しい場所のひとつです。今度の旅行は、子どもの感性教育にぴったりの直島に挑戦してみませんか?
直島アートを、子どもと思いっきり楽しもう
直島の情報
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この記事を書いたライター
ライター一覧- yucaさん
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お出かけ大好き、好奇心旺盛な3歳差兄妹のママ。広告系グラフィックデザイナー、コスメメーカー企画職を経て、WEBクリエイターエキスパートの資格を取得。現在はPR会社で勤務しながらフリーランス活動中。
北欧への関心が高く、2018年夏にスウェーデン一人旅を果たす。都内で話題のスポットや子供と楽しめるアートについても発信。