大人も子どもも大好きな「しかけ絵本」。これらは子どもの五感を刺激し、能動的でアクティブな絵本体験となり、記憶に深く刻まれます。さあ、しかけ絵本の世界に遊びに行きましょう。プレゼントにもおすすめ!

教えてくれたのは

東條知美さん

絵本コーディネーター・学校司書・ライター・イベンター・〈絵本の百年と未来研究会〉主宰。活動のモットーは「子どもに絵本を。大人にこそ絵本を。」-Blog「僕らの絵本

【0歳児向け】まる まる まんまる

よねづゆうすけ 作(講談社、2014年)

赤ちゃんは丸いものが大好き。おひざにのせて、「まるまるまんまるなーんだ?」丈夫な厚紙でできているので、赤ちゃんが初めて自分でめくる絵本におすすめ。

【0歳児向け】とんとん だあれ

わだことみ 作 冬野いちこ 絵
(岩崎書店、2014年)

絵本を「とんとん」たたいてめくると、誰が出てくるのかな?最後は、お面を顔にあてて大変身!能動的なアクションをふまえた「体験型絵本」です。

【1歳児向け】ぴょーん

まつおかたつひで 作
(ポプラ社、2004年)

動物たちのまねっこするなら、「たかいたかい」の要領で。生き物と一緒に手足を伸ばして思いっきりジャンプ!読んで体を動かせば、気分も爽快。

【1歳児向け】といれ

新井洋介 作・絵
(偕成社、2010年)

「といれさーん」「はーい」、「おまるさーん」「はーい」。力をあわせてウンチを流せ!かわいいおまるも登場します。トイレトレーニングは、あせらず楽しくね♪

【2歳児向け】たべものだーれ?

よねづゆうすけ 作
(講談社、2012年)

おいしそうなパン?いいえ、「いぬ」!チーズ?いいえ、「きりん」!えーっ…まるでだまし絵みたいなワクワクのしかけ絵本。食べ物や動物の名前を覚える時期に。

【2歳児向け】はたらくのりものえほん

いしかわこうじ 作
(童心社、2014年)

ダンプカー、ブルトーザー、クレーン車!人気の「はたらくくるま」のお仕事がよくわかるしかけ絵本。子どもが夢中になる乗り物の動きが、パワフルに描かれます。

【3歳児向け】とびだす・ひろがる!のりものえほん

古川正和 作・構成 本信公久 絵
(偕成社、2000年)

ショベルカーが土を積み、消防車からはしごが伸びるユニークなしかけ絵本。「何の仕事をしているのかな?」「かっこいいね!」子どもの目が輝きます!

【3歳児向け】ピクニック

たちもとみちこ 作・絵
(教育画劇、2017年)

ピクニックに行くこぶたちゃん。しかけの窓から友だちの顔や、ママの顔が覗きます。「こんにちは」「どうぞ」「ありがとう」…花丸な言葉をご一緒に。

【4歳児向け】プータン おばけだよ

ならさかともこ 絵 わだよしおみ 文
(JULA出版局、1988年)

遊園地のおばけ屋敷に入ったプータン。扉を開けるとオバケが、宝箱からはガイコツが飛び出します。スリルがいっぱい!ドキドキしながらめくりましょう。

【4歳児向け】きょうのおやつは

わたなべちなつ 作
(福音館書店、2014年)

直角に開けば、あれ不思議!3Dに見えてくるではありませんか。読み手自身が卵を割ったり、フライパンでお料理したり、そんな気分になれちゃいます。秘密は鏡にあり!?

【5歳児向け】こんにちは おてがみです

中川李枝子など 文 山脇百合子など 絵
(福音館書店、2006年)

ぐりとぐら、ばばばあちゃん、だるまちゃん…あの名作絵本の登場人物から手紙が届いた!?封筒から便箋を取り出すときのワクワク感がたまりません。

しかけ絵本は、年代を問わず楽しめるので、出産祝いやちょっとしたプレゼントにもピッタリです。きっとお気に入りの絵本が見つかるはず。

ページをめくるたびに感じるワクワク感がしかけ絵本の魅力です。お気に入りの一冊となれば、子どもが次に何がくるか知っている本でも、読み手は少し工夫して、ドッキリをしかけてもいいかもしれません。※対象年齢は参考まで

/ 2017.05.16