最近、いろんな場面で見かけることの多い「ストレッチポール」。慢性的な肩こりと猫背に悩む私に、友人がすすめてくれました。使ってびっくり!「気持ち良いのがじわじわくる!」そんな今話題のストレッチポールの使い方から効果までをまとめてみました。

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ストレッチポールとは?

最近では、スポーツジムのストレッチコーナーなどに必ず置いてあるストレッチポール。1メートルくらいの長さで円柱状になってます。

とても軽いのですが、表面は硬さがあり弾力や柔らかさはありません。この硬さが筋肉のほぐしに効くようです。上に子どもが蹴っても飛び乗っても全然へたりません!

LPN「StretchPole® EX」9180円

この写真のタイプが一般的なストレッチポールですが、もう少し柔らかいものやいろんな長さのものなど、さまざまなタイプが売られています。

基本的な使い方は?

ただその上に寝転ぶだけで良い

ストレッチポールの最大の良さはその手軽さ。ストレッチポールの上に体の中心をあわせて寝転ぶだけで、背骨が伸び、肩甲骨が動き、胸が開いてとっても気持ちが良いんです!

ポールの丸い部分が背中・腰・お尻をいい感じに刺激し、重力でだらーんと腕が下がることによって胸の筋肉が伸び、凝り固まった肩甲骨が動いているのがよくわかります。

デコルテまわりにはリンパがたくさん流れているので、古い老廃物の流れをよくするためにも、この部分を広げることはとっても大事!胸が開くことで呼吸もしやすくなり、良いことだらけですね!

とにかくストレッチポールに乗ると体全体がじわーっとほぐされ、とっても癒やされます。自然とリラックスもできるので、気持ちよくてそのまま寝てしまいそうです。

肩・肩甲骨に効く使い方は?

特にみなさんがお悩みの肩こりに効くストレッチポールの使い方をご紹介します。

ストレッチポールの上で腕を大きく回すだけ

ストレッチポールに寝転がったまま、手のひらを上に向けます。腕はなるべく床に近い状態のまま、バンザイをするように腕を上にあげていきます。頭の上まできたら、腕を体の前に回します。それを何度か繰り返します。

左上→右上→左下→右下の順番で

そうすると腕を回すときに、肩甲骨がゴリッと動く感覚があるのです!ストレッチポールに乗って腕をまわすと、肩甲骨の付け根から腕を回している状態になるので、いつもより大きく肩甲骨が動き、凝り固まった筋肉もほぐれていきます。

これを続けていくうちに肩こりが緩和されたような!? また背骨が整い胸の筋肉も自然と伸びるので、猫背解消にも良さそう。

いつストレッチポールを使う?

ストレッチポールは毎日15分から20分ほど使うのが効果的と言われています。

寝転ぶだけのお手軽エクササイズなので、もちろん子どもが寝静まったあとに、ゆっくりと至福のストレッチタイムを過ごすのも良いですが、子どもと一緒にのんびり横になれる「寝かしつけタイム」に使うのはいかがでしょうか?

子どもと一緒に横になり(ママはもちろんストレットポールの上に横になります)、絵本を読んであげるのもよし、歌をうたってあげるのもよし。

ストレッチポールの気持ちよさにウトウトとなってしまうかもしれませんが、なかなかストレッチポールの上で熟睡はできないので、寝落ち防止にも最適!

効果のほどは?

パソコンにひたすら向かう仕事を約10年以上続けている私は、肩が凝っていることが当たり前。さらに以前からの姿勢の悪さもあり猫背です。肩こりのせいで、首・腰まで痛くなることもしばしば…。

姿勢の美しい大人の女性に憧れるも、なかなか現実は難しいものです(泣)。

そんな私が、ストレッチポールのある生活を始めて三カ月。まだそこまで目立った効果は正直ありません…。

やはりパソコンに向かうと肩は凝ります。でも体がつらくなったら、ストレッチポールに乗るということを繰り返していると、気持ち的にも身体的にもすごく楽になったような気がします。肩が凝ってきたから、ストレッチポールしよう~という習慣ができました。

肩をぐっと開く意識が少しできるようになってきたので、肩こりよりも猫背解消を実感する日の方が近いのかもしれません。

まとめ

なんといっても手軽にエクササイズができるストレッチポール。肩甲骨が動いて胸が開く感覚は本当に気持ちが良いです。

上記で紹介した以外にも、首や腰などの下半身にも効くストレッチポールの使い方があるので、ぜひ一度チャレンジしてみては。今から美しいアクティブシニアを目指して、肩こり解消・猫背改善してみませんか?