女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回は「主夫の父はどんな人?」を、秘密結社「主夫の友」新潟支店長の片元彰さんがお話をします。

こんにちは。秘密結社「主夫の友」、新潟支店長の片元彰です。同い年の妻と長男(8歳)、次男(6歳)と新潟で暮らしています。息子たちは歳が近い兄弟なので、喧嘩は日課、毎日が『激しい』です。先日、そんな息子たちを見ていたママ友からの一言。

パパを見てるからイクメンになるんだろうねー

ここでいうイクメンというのは、家事育児も積極的に担う男性という意味で捉えてもらえばいいと思います。

主夫になったのは父親の影響、ではない

まずは僕の育った環境を紹介させてもらいます。家のこと、いわゆる家事はほとんど何もやらない厳しい父親と専業主婦の母親に育ててもらいました。父の名誉のために言っておくと、確かに家事は全くしていませんでしたが、子どもは大好きで、僕や弟、周りの子どもたちに至るまでよく遊んでくれたと記憶しています。

そんな調子なので、僕や弟の友達からも人気があって今でも同窓会などで集まると『おっちゃん元気?』などと聞かれます。悪いことではないんですが…でも、これって俗に言う『なんちゃってイクメン』ってやつですよね。

確かに僕は幼心に思ってました。「父さんの方が台所に近くて、母さんは他のことしてるんだから、お茶くらい自分で淹れた方が早いのになぁ」とか。当時は父親のことが怖くてそんなこと言えませんでしたけどね。

子どものころから家事をやっていた、わけじゃない

だからと言って僕自身も昔から積極的に親の手伝いをするような子どもではありませんでした。遊ぶ方が楽しいですし。母親からも手伝いを強要されることはありませんでした。

でも今、僕は主夫として家のことはほとんどやっています。偉いねーと言われることも多いですが、いつもリアクションに困ってしまいます。

と言うのも、学生時代に一人暮らしはしていましたが料理が出来ないので賄い付きのアルバイトを選んでいましたし、働き始めの頃には炊飯器の無い家に住んでいたという有り様。もちろん褒められて嫌な気はしませんが。

気が向いたときだけお手伝いをする息子たち。それでも良いと思う

我が家では、子ども達は気が向いたら皿洗いや風呂掃除などをやってくれます。ただし、ごくたまにです。お願いしてもやってくれないときはやってくれません。でもそれで良いと思っています。

必要に迫られればやるようになる、それが僕自身が経験して思うことです。ただ、最近長男は小学校の図書館から料理の本を借りてくるようになりました。なんの抵抗もなくそういう思考回路になってくれているなら親としてとても嬉しいことです。

ウチはウチでよかった

僕の育った環境に話を戻します。母親は大変だったと思います。理不尽なことも言われたりして、いろいろ考えることもあったかもしれません。

でも我が家はなんとなく、危なっかしいながらかもしれませんが、家族としてのパランスは保たれていたんです。当然、僕も育ててもらったことに感謝していて「あんな風に育ててくれれば」なんて思ったことはありません。

家族としてそれぞれの形があって良いんです。その家族が幸せであればそれで良い。無論、僕自身も息子に主夫になってほしいなんて思っていません。でも、彼らが成長し友達との他愛もない会話の中で、

ずっと家にいるうちの父ちゃんみたいな大人もいるんだよねー

なんて話ができるような社会になれば良いなと思っています。

願わくば。我が子には自分たちの愛する人に喜んでもらいたいという思いから、自然に料理を作ったり家事をしたりしてもらいたいなと思う次第です。

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