時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「親子で楽しむ季節のネタ」について。

季節のネタを見つけて

コンビニをはじめとする便利なサービスに囲まれて、忙しい私たちにはありがたい現代ですが、四季折々の感覚は鈍くなっているように感じます。

もともと、「歳時記」とは俳句に使われる季語をまとめた書物のことですが、歳時記のように「季節のネタ」を見つけながら、1年を過ごすことをオススメしたいと思います。

行事を通じて食育を

年末年始はクリスマス、大掃除、お正月など子どもと楽しむ機会が多いですね。その後に続く行事では、節分、桃の節句、お花見…。

よく見かける関連商品を買うのも良いですが、短い時間でできる食育などを楽しむのも一計です。

例えば「巻きす」を準備して、残りご飯とお総菜を巻き込めば、カンタン恵方巻きの出来上がり!元は七福神にちなんで7つの具材を入れるそうですが、カニカマや鮭フレーク、サラダ菜などを使えば子どもだけでも簡単にできます。

節分でまく豆の残りは、ジャコと合わせて炊き込みご飯にしたり、フライパンでココア粉と砂糖をいりつけておいしいスイーツが作れます。

桃の節句では子どもに酢飯を仰いで貰うとか、ひなあられを入れる三方を折り紙で作ってみても良いですね。

景色で季節を感じて

そして季節の変化は、青果売り場や帰り道の木や花、また昆虫などを見つけて子どもに注目させるようにしましょう。

大人には当たり前のこと、例えば梅の木に来るウグイス、山茶花と椿の散り方の違い、銀杏の木に出てくる小さな葉、開いたたんぽぽの葉、春一番のモンシロチョウなど、身近な所に「季節のネタ」がたくさんあるものです。

1年間続けるには習慣化することが1番ですが、

  • 簡単なことを一緒にする
  • 準備が面倒でないことを選ぶ
  • 余分な作業は省く
  • 身近なものを大切にする

と考えれば、気負わずにできるでしょう。

まだ早いかな?なんて思わず積極的に

親にとっては、これまで何十回と過ごしてきた季節ですが、子ども達と一緒に何かできるのは、ほんの10回のチャンスがあるかないかです。しかも知っておいて欲しい季節行事のあれこれは、年に1回しかまわってきません。

まだ早いかな?なんて思わず、小さい内からどんどん取り入れて、家庭教育の当たり前になっていくと良いですね。

愛着形成をする幼児期に、こういう時間を過ごす経験は、子どもの心にあたたかな火を灯して愛情の基盤を作り、「自立」する際の原動力になると私は考えています。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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