2019.02.03 / 2020.04.10
防災頭巾カバー(座布団)は、難しそうで意外と簡単に作れます!今回は、一般的に売られているキルティング(幅108cm・110cm)を40cm購入。丸々使うので、キルティングのカットなし!座り心地もいいカバーの作り方を紹介します。
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防災頭巾カバー完成図
今回、作った防災頭巾カバーは、座面に置きお尻の下に敷く座布団タイプです。サイズは小学生向けになっています。
中はこんな感じで、上が二重になっています。
中に入れている防災頭巾はこれ。
以前は、キルティング生地が一重のものを使っていたのですが、懇談会で実際に、子どもたちが座っている防災頭巾の上に座ってみると、座り心地があまり良くないことにびっくりしました。
そこで、今回はお尻の下が二重になるよう、厚みを出してみることにしました。
材料
- キルティング生地縦108cm幅×40cm
- ゴム縦2.5cm×幅40cm
- 面ファスナー幅5cm×2セット
- アップリケやレースなど好みの飾り(今回使ったものは布40cm×21cm・レース40cm)
飾り布の付け方
先に飾りを付けます。今回の飾りは表面だけで、裏は飾りなし。裏まで付けるときは、布40cm×21cmを90cm×21cmくらいに変えてください。
- 布をくの字に1cm折り返す
- レースも一緒に、キルティング右下に縫い付ける(右と下は、布処理ジグザグでミシン掛けをするので、縫わなくてよい)このとき、布がキルティングより中に入らない方がいいです。少しはみ出すくらいの方が、後の作業がしやすいです。 飾りつけは、これでおしまい。
作り方
飾り布を付けない場合は、ここからスタートです。
- キルティングの上下が分かれないように、ジグザグミシンをかける
- キルティングを37cm折る(飾りを付けた場合は、飾りを付けたところが裏になるように折る)。縫い代1cm弱(水色線)で縫う※タグを付けたいときは、下から7cmくらいの内側にはさんで縫う(裏返すと、こんな感じでタグが付いています)
- 表面が見えている左側の布を2の縫い目で折り返す。まち針で留め、下から1.5cm(赤線)のところを縫う
- マチを作ると同時にゴムを付ける。ゴムの両端を三角に切る3で縫ったところを開いてマチを作る。完成時、表になる中にゴムをはさみ、まち針で留める。表を見て、ちゃんとゴムがはさまっているか確認する約3cm幅になるところで縫う。1本縫ったところで、ゴムがちゃんと付いているか確認し、補強のため、もう1本縫っておく
- 裏返して表面を出し、面ファスナーを付ける両端から約6cm、下から5mmのところに面ファスナーを縫い付ける(座布団上面と下面が対になるように付けてください)
- もう一度裏返し、面ファスナーが付いた部分を4.5cm折って、まち針で留め、ぐるりと縫ったら(水色線)完成
名札
ダイソーのアイロン転写ネームラベルを使いました。
当て布をして、アイロンを当て10秒、簡単に付けることができました。
補足
- キルティングの三つ折りは、重ならない(3重にならない)部分が少しできる。小学生用には、重なりが多くなるので、幅110cmの方が作りやすい(今回、使用したキルティングは幅108cm)
- 防災頭巾のサイズを必ず確認して、必要な場合、長さを調節してみるように
- 保育園・幼稚園は、防災頭巾のサイズもですが、椅子のサイズも小さいので、三つ折りが少し重なる感じになるといいかも?
- 三つ折りのズレが気になる人、二重じゃなくても…というときは、上面を一重&下面を二重にするといい
キルティング生地をカットなしでできる、防災頭巾カバーの作り方でした。時間があれば作ってみてください!
この記事を書いたライター
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ちゃこさん
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プチプラものづくり好き。出産前は美容師。今は、ヘアメイク・着付けと2人の子育ての両立に、奮闘中のママです。