泥汚れや食べこぼし汚れは、洗濯機ではなかなか落ちないため、入れる前に石けんで手洗いしている人が多いのでは?そのひと手間を、劇的に楽にできるアイテムが「洗濯板」なのです。手でこすり洗いするより、時短&キレイに仕上がるので、忙しいママ必見です!

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地味にブーム到来!? 洗濯板がアツい!

まもなく平成も終わろうとしている今日この頃…。「洗濯板なんて過去の代物でしょ?」と思ったあなた。侮ることなかれ、重曹やクエン酸などのナチュラルグッズが流行してくるとともに、洗濯板の人気もジワジワきているんですよ。

昔話に出てくる「おばあさんが川で洗濯を~」で使っているような、大きなサイズの洗濯板からかなりの進化を遂げ、最近は見た目もサイズもすごくオシャレなものが豊富にそろっています。

素材も、木製・シリコン製・プラスチック製などさまざまあり、好みに合わせて使い分けができるようになっています。中でもイチオシなのが、昔ながらの木製の洗濯板。

ロッタホーム「ミニ洗濯板」1836円

わが家でかれこれ2年以上愛用している、ロッタホームの「ミニ洗濯板」。幅15cm×高さ26cm×厚さ1.5cmと、洗面所やバケツで使用しやすいサイズ。上のくびれの部分が、従来の洗濯板っぽさをなくし、オシャレ感を演出していませんか?

しかも、このくびれ部分が手で握りやすくできており、板を支える際にとても便利なのです。木製ですが、お手入れも簡単。使用後は、水はけのよい場所に置いておくだけです。

わが家ではお風呂場にフックをひっかけ、そこで保管していますが、カビなどが生えたことはありません。この洗濯板のわが家での使い方を紹介します。

ウタマロ石けんとの相性が抜群!

泥汚れといえば、「ウタマロ石けん」ですよね。このウタマロ石けんを使って、泥汚れの靴下を洗ってみます。

ママ友たちによく言われるのが、

洗濯板があれば、ウタマロ石けんはいらないよね?

というセリフ。そうなのです。実は洗濯板はかなり泥汚れに強く、多少の部分汚れだったら、石けんなんて使わずに落とせてしまう、という優れ物。ですが、わが家の泥汚れといったら…、部分汚れのレベルではないのです。

これは幼稚園に通う次男の靴下

あれ?今日、靴を履かないで登園しちゃったかな?

なんて思ってしまうようなレベルで、汚して帰ってくるのです。これが毎日で、着替えをした日には、これがもうワンセット追加。去年までは、長男も幼稚園に通っていたので、多い日は4セットなんてことも…。

それを手でゴシゴシこすり洗いをしていると、いくらウタマロ石けんが泥汚れに強くても、私の指がヒリヒリしてしまい、夏なのにひび割れ状態に。

ですが、この洗濯板と出会ってからは、そんなヒリヒリともおさらばです!

使い方は、いつも通りウタマロ石けんを汚れ部分(全体)に付け、ゴシゴシと洗濯板にこするだけ。

コツは、洗濯板をただ手で支えるのではなく、洗面台のふちなどに置き支えること。

そうすることで洗濯板が安定し、より小さな力で汚れを落とすことができます。また、手だけでこすり洗いするよりも、一度に広い面を洗うことが可能なため、かなりの時短にもなります。

こうして、洗濯板を使って洗ったものが左の靴下です。同じくウタマロ石けんを使用し、手のみで洗った物が右の靴下です。

左:洗濯板使用 / 右:手洗いのみ

濡れた状態&光の加減で、あまり差が分かりませんが、全体的に洗濯板使用の方が白くなっている気がしませんか?この後、洗濯機で通常どおりに洗って乾かしたものがこちら。

左:洗濯板使用 / 右:手洗いのみ

両者ともかなり白くなって、満足な仕上がりではありますが、左の洗濯板を使用した靴下に比べ、右の手洗いのみの靴下は、赤い丸の部分に汚れがムラになって残ってしまいました。

手のみで洗う場合、手と手がこすれている部分のみ洗えている状態ですが、洗濯板を使うと広範囲を一気に洗うことができるのです。その結果、時短にもなり手への負担も減るため、一石二鳥!

洗濯板に出会ってから、かなり手洗い時間を短縮することができました!

洗濯板のメリット・デメリット

メリット

  • 時短になる
    しつこいようですが、かなりの時短になります。洗う時間が短縮された分、水の使用頻度も減り、エコ効果もあります。手荒れがひどいママの手荒れ対策にも。
  • 汚れがスッキリ落ちる
    少しの汚れだったら、石けんを使わずに落とすことも可能。あまり力を入れなくても、こすっていると汚れが落ちるため、子どものお手伝いとしても◎。子どもが洗っても汚れが落ちるため、お手伝い後の仕上げもいらず楽チンです。
  • とにかく丈夫で長持ち
    ズボラ管理でも傷むことなく、とても重宝しています。また、2年以上毎日使っていますが、ひび割れることもなく使えています。

デメリット

  • 使える素材に要注意
    基本的には、靴下や子どもの洋服に使用しているため、あまり気にしていませんが、大人の物や繊細な生地の物を洗うときは気をつけてください。また、手洗いNGの衣類は使用を控えてくださいね。
  • コスパ〇?
    1個2000円弱と、100均でも購入が可能、という点を考えると高い気もします。ただ、100均でよく目にするシリコン製やプラスチック製も使ったことがありますが、木製に比べると強度がイマイチ…。

    いろいろな材質を試した結果、たどりついたのが木製洗濯板なので、私としては申し分のない値段なのですが、これから洗濯板デビューを考えている人の場合は、ちょっと高く感じてしまうかもしれませんね。

総合評価

満足度:★★★★★

これは、毎日のちょこっと手洗いに悩んでいる人みんなに試してもらいたいくらいです。「木製は値段的に気軽に手を出せない…」という人は、100均のプラスチック製からでも大丈夫なので、洗濯板デビューをしてみてください!

だんだん、「もっと汚れを落としたい!」「もっと洗濯板の強度が欲しい!」と感じ始めてからでも遅くはありません。そのときは、木製洗濯板デビューをしてみてくださいね。

洗濯板の魅力にハマったら最後。もう抜け出せなくなりますよ!

この記事を書いたライター

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へそ野へちまさん

趣味は手芸、でも料理はやや苦手。子どもたちが寝た後、夫婦で海外ドラマを見るのが日課です。年に1度は沖縄旅行!を合言葉に500円玉貯金に励む、3人兄弟の母です。

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