/ 2019.02.08

食べ物を簡単に&かわいく、デコレーションできる「オブアート」を知っていますか?不器用さんでも大丈夫!オブラートを使う手軽な方法や、食べ物に直接描くことができる「食用フードペン」を紹介します。バレンタインやギフトにぜひ♪

index目次

メッセージやイラストを転写できる「オブアート」とは?

「オブラート」に、好みのイラストやメッセージを転写して、食べ物に切って貼るだけ!

手軽な作り方で、今人気の「オブアート」。でんぷんが主成分のオブラートと、食用の着色を使用するので、食べ物に貼ってそのまま食べられます。その上、簡単にキャラ弁やメッセージ・名前入りの食べ物などが作れちゃいます。

フードデコの定番「アイシング」や「チョコペン」と違い、アイシングを作ったり、チョコを湯せんで溶かしたりする手間も、素材が乾くまで待つ時間も不要。不器用さんでも簡単・手軽にできる、オブアートの方法やアイテムを紹介します。

食材に直接描ける!? 食用ペン「フードペン」

まずは、オブアートをのときにあると便利な、「フードペン」から。このペンは食用インクを使用していて、直接食べ物に描くことができます。楽天やAmazon、パンや製菓材料を取り扱う富澤商店などでも購入でき、食品扱いなので賞味期限が書いてあります。

「フードペン レギュラーサイズ ブラック」648円(※Amazon購入時)

赤と黒を購入しましたが、ほかにもカラーバリエーションがあるようです。ペン先のタイプは、レギュラーとスキニーの2種類。

フードペンで市販のマシュマロをアレンジ!

マシュマロに書いてみました

フードペンは水性なので、きな粉などの表面が粉っぽいものや、アイスなどの水分の多いものに描くことには、不向きだと思います。今回使用した、レギュラータイプは筆ペンのようなペン先なので、太い線・細い線を描くには、少しコツが必要そうです。

最初はにじんでしまいましたが、2~3個書くとすぐに慣れました。そして、ペンなので液だれなどもなく、描きやすい!子どもは、さっそく好きな絵や文字を描いていました。

ただのマシュマロが、あっという間にメッセージ入りのスイーツになりました!

【1】オブラートにキャラクターを転写してペタッ

食べ物にオリジナルのイラストや、好きなキャラクターを描いたり、名前を書いたりするときに活躍するのが、粉薬を包む「オブラート」を使ってデコる「オブアート」。転写シートと同じように、オリジナルスイーツが作れます。

オブラートは、ドラッグストアで200枚入り300円前後で購入できます

食べられる転写シートの材料

  • クリアファイル
  • ラップ
  • オブラート
  • フードペン

クリアシートに、転写したいキャラクターのポストカードや紙をはさみます。その上にラップを敷いて、上にオブラートをのせれば準備完了!

ラップを引き出した状態で、オブラートを密着させるのがコツ

フードペンや食紅で、クリアファイルに入ったキャラクターの縁取りをします。

フードペンは、にじまないのでスラスラ描けます

食べ物の表面を水で湿らせて、オブラートを貼れば、オブアートの完成!オブラートを使えば、表面が粉っぽいものやザラザラしたものでも、文字やイラストがデコレーションできます。

でこぼこでザラザラしたメロンパンでも、オブアートができました!

カラフルにしたいときは、食紅やアイシングカラーを水で薄めて、つまようじや食用筆で着色します。オブラートは水で溶けるので、水の量を調節して、穴が開かないように着色します。

WILTON(ウィルトン)のアイシングカラーキットで着色しました。食紅でもOK
花やハート、顔文字などを描いて、ハサミで切り取ります

あとは、食べ物の表面を少し水で湿らせて、転写したオブラートを貼り付けるだけで、オブアートされたオリジナルスイーツの完成です!

市販のお菓子が、こんなにオリジナルティあふれるスイーツに!

【2】市販のシートなら、カットして貼るだけ

「貼るだけ!フィルム たべられるアート 約24柄 シート1枚入り(サイズ:約140×120mm)」480円(※Amazon購入時)

イラストや文字が印刷されている商品なので、切って貼るだけ。一番手軽で失敗せずに、オブアートが楽しめます。キャラクターのシリーズも販売されていて、キャラ弁やキャラ料理もあっという間に作れますよ!

シールのように、好きなオブアートをハサミでカットします。

水を含ませたキッチンペーパーで表面を湿らせて、オブアートをなじませます。

小学生の娘に、好きな顔や文字を選んでもらい、転写シールの感覚でペタペタと貼ってもらいました。あっという間に、オブアートされたオリジナルスイーツの完成に、子どもたちからは「かわいい!」「食べるのがもったいない!」と大好評。

簡単にできるので、プチギフトにもGOOD!

イラストだけではなく、メッセージのオブアートもあるので、ちょっとした気持ちを伝えるのにもぴったりです。

食べ物に直接描いたり、オブラートを切って貼ったりするだけなので、準備に手間も掛からず、片付けも楽々!今年のバレンタインは、親子でオブアートをしたスイーツやご飯を作ってみませんか?

※今回紹介したアイテムは、執筆時点の販売価格です。最新価格・在庫状況は、通販サイトや店頭でご確認ください

この記事を書いたライター

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meguさん

大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。

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