/ 2020.02.14

「おむつケーキ」とは、赤ちゃん用の紙おむつをベースに、まるでケーキのようにかわいく飾り仕上げた、華やかで実用的な出産祝いの定番品です。お店で購入すると、結構金額が高い「おむつケーキ」は、わが家ではいつも手作り。その簡単な作り方を紹介します。

index目次

準備するもの

  • おむつケーキの台座になる箱(1~2個)
    ※今回は大きい方の箱のみ使用した、1段のものを作ります
  • ケーキの台座を包むラッピングシートなど
  • 飾り用の造花数本
  • 飾り用のレース、またはリボンなど
おもに飾り付けやラッピングのために使うもの。ほぼダイソーで購入
  • おむつ(必要な個数分)
    ※産まれたばかりでもSサイズではなく、次に使うMサイズなどで贈ると、長く飾って楽しんでもらえますが、念のためママに欲しいメーカーやサイズを聞いても良いかも
  • キッチンで使用する透明袋
  • ビニール手袋
  • 輪ゴム
  • ペンチ
  • 接着剤(またはグルーガン)
今回は、簡単に作れる小ぶりな作品のため、Lサイズのおむつを数枚使用
接着剤はデコレーションを固定できれば、何でもOK。グルーガンは熱を持つので、接着の際は要注意

おむつケーキを作ってみよう

  1. キレイにしたテーブルなどの上で、ビニール手袋をはめ、おむつをビニール袋に入れて個包装にする
    手袋は赤ちゃんに使うおむつに、ホコリや汚れが付かないようにするため
    ビニール袋1袋につき、おむつ1枚入れる
  2. 個包装したおむつを、袋から空気を抜くようにしながら丸めていき、輪ゴムで留める。圧縮するように空気を抜きながら、きっちりと丸めておくと、仕上がりが型崩れしにくい
  3. 台座にする箱の下にラッピングペーパーを敷き、おむつを箱の中に詰めていく
    ここでも型崩れしないよう、箱の中にみっちり詰めるようにする ※画像は上から見た状態
  4. 詰め終わったら、ラッピング紙でおむつが見えないように、箱ごと包んでケーキの形にデコレーションしていく。まずは四隅をまとめるようにして、画像のように持ち上げる
  5. 根本の部分を輪ゴムで留める
  6. 花のように開く
  7. 土台のおむつをラッピングしたら、造花やレースで周囲を飾り付けしていく。造花は飾りやすい長さに、ペンチなどでカット(私は葉の部分も一緒に、飾りに使用)
    造花の飾り付け完了の状態。根元が外れないように、接着している
  8. レースをおむつケーキ下部に巻いていく。レース下の1cm程は切りっぱなしになっているので、隠すために折り畳んで留める
    はがれないように、少しずつ接着剤などで留めながら巻く
  9. 完成!

豪華なおむつケーキを贈りたい場合は、段数を多くするほか、一緒にプレゼントするおもちゃやぬいぐるみなどを飾っても良いと思います。

今回は一番シンプルに1段で、用意した造花のみで飾り付けしたものの作り方を紹介しましたが、2段にする場合は、上の段にひとまわり小さい円形の箱を用意して、使用するとやりやすいですよ。

さらに華やかにラッピング!2段、3段重ねのデザインも

Sサイズのおむつを1袋使用して作成したオムツケーキは、時間と手間はかかりますが、とても大きく華やかになります。下の写真は3段重ねの作品。1袋まるまる使用すると、かなり大きめの女性が抱える程度の、ボリュームあるケーキとなります。

春生まれの女の子だったので華やかに。産まれた年の干支マスコットや小さな人形なども一緒に飾りました

四角い箱をベースに使用しておむつを詰め、ママがピアノを弾く人だったため、ピアノ柄の布でラッピングした、少し変わったタイプのおむつケーキです。これはMサイズのおむつ1袋分で作成しました。ピアノの楽譜に見立てて、メッセージカードをwordで作成し、印刷したものを一緒に飾っています。

大切な友人に赤ちゃんが産まれたとき、絶対無駄にならないおむつをかわいらしくデコレーションして、プレゼントしてみてはいかがですか?

この記事を書いたライター

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akkoさん

5歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。

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