2019.03.15
全ての例文に“うんこ”が入る画期的な内容で日本の学習ドリル界に革命を起こした「うんこドリルシリーズ」。その第3弾として発売された、ひらがな・カタカナドリルの開発秘話を聞きました。
この人に聞きました
- 正木寛子さん文響社 うんこ編集部 編集長
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うんこ漢字ドリル」に衝撃を受け、“幼児向けのドリルも作りたい!”と、2018年1月に教育系出版社から転職。「うんこひらがなドリル」「うんこカタカナドリル」はほぼ一人で編集を担当。5歳・2歳の子どもを持つママ。
「うんこひらがなドリル」「うんこカタカナドリル」って?
2017年、空前のヒットとなった「うんこ漢字ドリル」の後継シリーズとして、2018年8月に発売された「うんこひらがなドリル」と「うんこカタカナドリル」。ひらがな・カタカナの読み書きをはじめ、長文を読む力、語彙(ごい)力も身に付けられます。
ヒミツ1.例文は延べ約100人の子どもたちがチェック
例えば「あ」なら、「“あ”りのうんこ」「“あ”おいうんこ」など例文には全て“うんこ”が使われています。内容は完成までに3回・延べ約100人の子どもたちに試してもらい、精査。
実際、大人にはウケたものが、子どもたちにはイマイチというものも。子ども視点の面白さを大切にしています。
ヒミツ2.気になる字形や書き順もしっかりフォロー
ドリルは、1ページ1音で読み書きを学ぶ構成。読み書きの基礎となるひらがな・カタカナだからこそ、基本をしっかり身に付けてほしいと思っています。
特に書きの練習は、とめ・はね・はらいといった字形や、正しい書き順をビジュアルで感覚的に意識できるように工夫しました。
ヒミツ3.表紙デザインは“映え”を意識
内容が“振り切っている”だけに(笑)、デザインはママ目線もかなり意識。子どもたちが親しみやすいキャラクター(うんこいぬ・うんこねこ)を作り、表紙の色みもおよそ100パターンの見本の中から一番写真映えするものをチョイスしました。