3月~6月は、季節の変わり目で体調を崩しやすく、春先は特に花粉で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。今回は、花粉症対策や風邪予防などで、マスクの出番も多くなる季節にぴったりの、マスクスプレーの作り方と、体調や気分に合わせた香りを紹介◎
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花粉症対策や風邪予防にぴったりの香り
花粉症対策や風邪予防には、鼻やのどなど呼吸を楽にしてくれるアロマオイルを使いましょう。小さな子どもでも、使いやすいアロマオイルを紹介します。
- ユーカリ・ラディアタ
清涼感のある香りで、鼻水・鼻づまり、くしゃみなどを和らげたいときに◎ ユーカリ精油の中でも刺激が少なく、子どもからお年寄りまで使えます - ラベンサラ
マイルドなハーブ系の香りで、免疫力を高め、感染症予防に効果的。子どもにも使える、穏やかな作用が特徴 - ティーツリー
シャープですっきりとした独特の香りで、抗菌・抗ウィルス作用に優れています。また、鼻やのどの炎症を鎮める働きも。ユーカリやラベンサラとブレンドしてもOK
※いずれも個人差があります
ブレンドするならコレだ!
精油について
- 精油(アロマオイル・エッセンシャルオイル)を購入するときは、100%天然成分でできたもので、合成香料の含まれていない精油を選ぶ
- 柑橘(かんきつ)系は皮膚刺激を感じやすいので、少なめの量で使う
- 子どもは大人の半分の量、大人であっても、まずは少量の精油から試してみる
材料(30mlスプレー容器1本分)
【1】無水エタノール 10ml
アロマオイルは水に溶けにくいので、まずエタノールに溶かしてから、水を加えます。
【2】精製水 or ミネラルウォーター(軟水)20ml
精製水は、薬局などで1本(500ml)100円前後で購入できますが、ミネラルウォーター(軟水)でも代用OK。
【3】スプレー容器(30ml)
スプレー容器は30mlが使い切りやすく、持ち運びにも最適。できあがったマスクスプレーは、冷暗所で保存して、1カ月程度を目安に使い切りましょう。
【4】アロマオイル(精油)1~6滴
アロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)は、100%天然成分でできたもので、合成香料の含まれていない精油を選ぶこと。
作り方
- スプレー容器に無水エタノールを10ml入れる(目安は30ml容器の底から1/3くらい)
- 精油の量は、初めは1~6滴。慣れてきたら1種類だけではなく、ブレンドしてみるのもアリ。ブレンドするときも、精油の量は6滴以内に。好みの精油を加えたら、容器を軽く振って混ぜまる
- ミネラルウォーターを加える(エタノールと水を混ぜると、容器がやや温かく感じたり、水が白濁したりしますが、反応熱によるものなので問題ありません)
- 容器のふたを閉めて、よく振って混ぜ合わせたら完成
小学生の娘は、ラベンサラ×ティーツリー×オレンジのブレンドで作りました。オレンジの香りが、ホッとさせてくれる柔らかな香りにできあがりました。
使い方
マスクの外側(肌に触れない面)に、マスクスプレーをひと噴きします。マスクを使用する5分~1分ほど前にスプレーしておくと、香りがマイルドになりますよ。