/ 2017.08.24

食材をいれている引出しが徐々にぐちゃぐちゃになってしまう。必要な物を取り出すのに時間がかかる。そんな場合は、キッチン内収納の見直しをお勧めします。収納用品を買いそろえずに、空いたビンを活用してみました。

食材の収納方法をみなおすだけでどんな効果があるのか?例えば、我が家では毎日だしパックを使います。夏場は、麦茶パックを使います。そして、毎日コーヒーを飲みます。

この3つの食材の収納方法を変えるだけで、実は1日1分、年間にすると約6時間の時短になるのです。つまり、食材の収納方法を見直せば見直すほど、キッチンにいる時間が減らせますよ。

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だしや調味料の見える化

よく使う食材は目の届くところに収納しておくことで、すぐ手に取って調理ができます。代表的なのが、だしパックや鰹節、こどもが好きなふりかけなどです。我が家はこんな形で見える化しています。

麦茶パックや乾物を、買ってきたままの袋の封をどうにか閉じて保存していませんか?

もしそうなら、時短調理のチャンスありです。空いたジャム瓶(大きめ)などに移し替え、すぐ手にとれる場所に収納しておけば、調理にすぐ取り掛かれます。

だしや調味料がいつのまにか賞味期限をむかえていた。カビが生えていた。こんな経験誰しもあります。新米主婦ならばこれも一つの経験といえますが、主婦を初めて5年以上経ってもこれをやっていたらちょっと自分の行動を見直してみましょう。

いつの間にか賞味期限を迎えてしまう原因は、その存在を忘れてしまっていること。これを防ぐには、とにかく見える化が大切です。調味料類・乾物はできるだけ目の届く場所に収納しましょう。

ReadyとStandbyを分けて収納

すべて見えるようにするのが難しかったり、ビンに入り切らなかったりする場合がありますね。その時は、Ready(すぐ使える状態)のものと、Standby(待機中の状態)のものと、分けておくことをお勧めします。

例えば、すぐ使う塩・さとうはコンロの近くにおき、残った塩・さとうは、収納庫へ、といった具合です。我が家はにぼしをよく使うのでReadyのにぼしはビンに、ビンに入り切らなかったモノは袋のまま、Standbyとして食在庫に収納しています。

ReadyとStandbyで2重買いが防止できる

Readyのビンに在庫を入れて、Standbyの残りが無くなったら買い足しをしましょう。これで、2重買いが予防できますね。このReadyとStanbyを混ぜて管理していると、同じ商品を複数開封してしまったり、まだある在庫に気づかず新しいのを使ってしまうということが起きてしまいがちです。

自分の定番品の定位置を決める

定番品は定位置を決めておきましょう。我が家では「顆粒タイプのスープ」「お気に入りふりかけ」「インスタント麺」などがそれにあたります。BOXや仕切りを活用してみましょう。

ぐちゃぐちゃの原因は不意の食材にあり

調味料や、「○○の素」的な食材がぐちゃぐちゃしてきてしまう原因のひとつに、スーパーでついつい目新しい物を買って、一回分は使ったけどその後使わないことがあります。いままで味わったことのないものを買うときは、使い切るという気持ちで買いましょうね。また頂き物・海外で買った食材なども原因になりやすいです。

定番品は、BOXなどで定位置収納し、その他たまたま買ったもの・頂いたもので使いきりたいものは「その他BOX」で収納して、賞味期限までにどうにか使い切りましょう!

この記事を書いたライター

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藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。

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