2019.05.06
大切なお祝い事で贈る祝儀袋、せっかくキレイな物が多いのに、中のお金をいただいたらおしまい、と言うのは味気ないですよね。贈った人に思い出として、ずっと形に残してもらえる。そんなエコで使える「布製 手作り祝儀袋」の作り方を紹介します。
index目次
この祝儀袋を贈る上での注意点
できあがりはハンカチやミニ手ぬぐい、小型ランチョンマットくらいに使えるサイズです。ただし、ハンカチは昔の言い方で「手布(てぎれ)」と言うため、結婚式には縁起が悪い、と気にする人もいるかもしれません。
そのため、目上の人や上司の結婚式用には、あまり向かないかもしれないことを踏まえた上で、そういったことを気にしない友人などに贈るのがベターです。
子どもの進学祝いや出産祝いなどにも最適です。ここでは、ランチョンマットを使用例にしたため、少しハリのある生地を使用していますが、ガーゼ生地を選んで手ぬぐいやハンカチに使用してもらっても。もらう人の好みやシチュエーションを考えた布選びも楽しいですね。
準備する材料
- 生地(縦42cm×横27cm以上の大きさの物)
- 金封
- 水引
- 厚紙
- 細めの両面テープ
- パソコン用プリント用紙
- 定規
※100円ショップで1つ購入して、包み以外の水引や金封など、ひと通りを使用してしまうのもアリ。ただし、書き損じなどの失敗が心配な人は、別途購入して数枚用意しておいた方が良いです
事前に用意する物
- 好きな生地を裁断し、四辺を三つ折りで縫う(ロックミシンで処理をしてもOK)
- 金封の表書に金額、裏面に住所を記入する
- 短冊に記入する
※わが家では、金封も短冊もパソコンで文字印刷していますが、きちんと毛筆などで手書きする場合は、先に記入して乾かしておいてください
- 水引の準備をする
※私は購入していますが、これも自分で作る場合は、ここで準備しておいてください
作り方
- ご祝儀袋の中敷用の厚紙を、縦15cm×横は用意した水引の横幅よりマイナス5mmに切る(ここでは水引の幅が10cmなので、横幅9.5cmに切っています。「用意した水引の横幅よりマイナス5mm」と言うのは、祝儀袋の形に折り畳んだときの布の厚み分です
- 布の裏面中央に、金封→1で切った厚紙の順に配置する
- 向かって左側を縦に折る
- 次に右側を折る
- 中の厚紙に沿って、上を約5cmぐらい折る
- 上の布の折り返しに、下をかぶせる形で折る(今回は結婚お祝いの祝儀袋として作りました)
- 水引をはめる
- 短冊を中央に挟み入れ、軽く裏側に両面テープで留めて完成
ジューンブライドの結婚式に招待されることも多いこの時期、
心を込めたオリジナルの祝儀袋で、大切な人を祝福してみてはいかがでしょうか♪
この記事を書いたライター
ライター一覧- akkoさん
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小学生になった7歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。