いまや国民病とも言える肩こり。その数は成人の6割とか7割とか。そんな肩こりの原因はいろいろとあるのですが、長時間同じ姿勢をとるデスクワークなどによる筋肉の緊張・血流不足から引き起こされるものに限定して、ストレッチの方法を紹介します。

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はじめに

デスクワークをされている人、デスクワークでなくても慢性的な肩こりを持っている人は多いと思いますが、どのように解消していますか?

肩こり用の健康器具や磁気ネックレス、整体、エステと選択肢は多いですが、まずはストレッチをするという方が多いのでは。

オフィスで人目を気にせず思いっきり体を動かせるなら良いですが、なかなかそうはいきませんよね。そこで、座ったまま行えるストレッチを紹介します。

フェイスタオルを用意する

フェイスタオルが1枚あるだけで、楽にストレッチができます。あまり腕を上げないので、オフィスでも目立たずに済みます。

肩甲骨周りのストレッチ

肩甲骨周りの筋肉は、数も多く、大きいため動かすと広い範囲の血流が良くなります。首のみが凝っていても、肩のストレッチから入るといいでしょう。

まずは、フェイスタオルの端と端を持って、両手を挙げて伸びをします。そのまま伸ばす方とは反対の手でタオルを下に引っ張ります。ゆっくり戻して反対側も同様に行ってください。


次は、後ろ手にタオルを持ちます。体が前に傾いてしまうと意味がなくなってしまうので、良い姿勢を意識しながら腕を上に挙げます。このときに肩甲骨を寄せるように意識してくださいね。


肩は後ろにはあまり上がらないので無理して傷めないよう注意してください

首周りのストレッチ

パソコンに向かっていると、ついつい前のめりの姿勢になり、首周りの血流が悪くなりがちです。

まずは、タオルを頭にかけて首から背中にかけてを伸ばします。このとき腕の重さだけで伸ばすよう意識しましょう。

腕の力が加わると、肩・首・背中にまで緊張が伝わりうまくストレッチできません。首を痛める原因にもなります。タオルをつかんだ状態で腕も脱力するとうまくいきます。


首周りはフェイスタオルでやると長さが足りないのでマフラータオルのほうがいいです

次に、首の側面の筋肉も伸ばしていきます。鎖骨に頬をつけるイメージで真横よりやや前方に首を倒します。倒した方の手を頭の腕に乗せ、こちらも腕の重さだけで筋肉を伸ばしていきます。

このとき凝っている場所を反対の手で指圧するとストレッチの強度が増します。

私は首こりなのでこの辺り。肩が凝る人は首の付け根を押すと効きます

いずれも、伸びているなと感じるところでやめ、痛みが出るところまで伸ばさないでくださいね。ストレッチした後は姿勢を正すのも意識してみて

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mikekoさん

小1、年中双子の母。理学療法士。 出産をきっかけに産前産後リハビリテーションを知り目下勉強中。
食費を削らない節約大好き。節税、ポイ活、つみたてNISAやってます。

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