時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは子どもの「知性の芽」について。

おそろい、わけっこ、くらべっこが大好き

子どもは同じ物を見つけるのが大得意!スーパーでよく見かけるのは、アンパンマンがついた商品を、指さして「アンパンマン!」と確認する光景です。

小さくても遠くても、見事に発見しています。青が大好きな子はあらゆる所から青い物を、ハート型が好きな子は大人が気づかないハート型を見つけますし、子ども同士だけに分かる「おそろいだね!」には、いつも感心してしまいます。

わけっこ、くらべっこは、何も教えなくても遊びの中で自然にしていますね。断面が同じ積み木だけ積み上げたり、ビーズを色分けしたり、ミニカーを大きい順に並べたり…。

なぜ、このようなことが起きるのでしょう?

これらは「知性の芽」、考える力を伸ばすための行動だと言われています。

子どもは生まれてすぐから「見る、聞く、触る、味わう、嗅ぐ」五感を使って、身の回りの情報をたくさん集めていきます。

膨大な情報を的確に使うためには、考える力によって情報を整理整頓する必要があり、この3つが最初の一歩だと考えられるのです。

  • おそろい=同じ物を見つける(合致)
  • わけっこ=種類別に分ける(分類)
  • くらべっこ=比べて順番に並べる(順列)

そう、私たち大人も何かを判断するとき、実はこの3つが主軸になっていると思いませんか?

図形や数、言語や理科、音楽や美術にも通じていますよね。アンパンマンにこだわる子に、「お菓子が欲しいのかしら?」「なんでこんなに好きなのかしら?」という見方とともに、「知性の芽」をぜひ実感してみてください。

そして1日5分でできる家庭教育の例はこちら!コツをつかめば、家の中にもたくさん芽があります。

おそろい遊び

型抜きはめこみパズル、絵合せカードで遊ぶ、数個の瓶と蓋を使って合わせる、洗濯物をたたみながら靴下合わせ。

わけっこ遊び

数種類の豆を皿に分類する、ビーズを色別にケースに入れる、生き物カードを使い「すむ場所」など題を出して分類する、おやつ数種を公平に分配する。

くらべっこ遊び

ストローを色々な長さに切って長い順に並べる、ぬいぐるみを大きい順に並べる、玉そろばんで1から10まで示してみる、段々小さくなる積み木を積み上げる。

子ども達が自然にやることには、必ずヒントが隠されています!少しの準備で考える力をぐんぐん伸ばしてみませんか?

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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