/ 2021.07.06

七夕の飾りにもピッタリな「花くす玉」。花をモチーフに作ったおりがみを組み合わせた飾りです。一見、手が込んでいるように思えますが、実は簡単に折れるパーツを組み合わせるだけで作れます。子どもと作ってみませんか?

index目次

花くす玉に必要なパーツは3種類

今回作る「花くす玉」は、3つのパーツからできています。

  • 花本体:6個
  • 花の中心部:6個
  • ジョイント:8個

必要なパーツの個数も、心が折れるほどではありませんよね。1時間ほどで作ることができますので、早速作ってみましょう!

花本体を折る

作り方
所要時間10
STEP1
おりがみを6枚用意する。1枚を写真のように4つに折り、折り筋を付ける
STEP2
折り紙を広げて、4つの角を中心に向かって折る
STEP3
4つの角を中心に向かって折る
STEP4
中心にある角を、それぞれ外側に向けて折る。これを6個作る

花の中心部を折る

作り方
所要時間15
STEP1
おりがみを2枚用意する。4等分に切り、そのうちの1枚を使う
STEP2
色のついた面を上にして、4つに折り、折り筋を付ける
STEP3
4つの角を中心に向かって折る
STEP4
裏に返し、4つの角を中心へ向けて折る
STEP5
4つの角を折る。この際、裏面の紙は折らずに外に出す
STEP6
4つの角をすべて折ったら完成。これを6個作る

ジョイントを折る

作り方
所要時間30
STEP1
おりがみを4枚用意する。2等分に切り、そのうちの1枚を使う
STEP2
写真の通りに折り、折り筋をつける
STEP3
4つの角を折る
STEP4
右上の角のみ元に戻し、右から左へ写真のように折りこむ
STEP5
写真の赤い線の場所のみを折り、三角形を作る
STEP6
三角を後ろにして、赤い線の場所を折る。折り筋を付けたら、右側だけ下へおろす
STEP7
STEP6で折った部分を中へしまうように、右側の角を元へ戻す
STEP8
折らずに残しておいた角を差し込んで完成。これを8個作る

パーツを組み合わせる

作り方
所要時間10
STEP1
花の本体と中心部を用意する
STEP2
花本体の中心にある角を、中心部パーツに差し込む。全ての角を差し込んだら花の完成。中心が少し膨らんでいてもOK
STEP3
裏返して、4つの角を中心に向かって折り、折り筋をつける
STEP4
ジョイントの辺に花の角を差し込み、接着剤で固定する。花の表面とジョイントのくぼみが並ぶように組み立てていく
STEP5
球状に組み合わせたら完成

仙台の七夕飾りにアレンジ

作り方
所要時間5
STEP1
おりがみを1枚用意する。上から1cmの所を折る。写真の赤い線のように、1cm間隔にカッターで切れめを入れる
STEP2
右端と左端を合わせて輪を作り、端を1cm重ねて接着剤でつける
STEP3
1で折った部分を、数カ所はさみで切る
STEP4
花くす玉の底にする部分を決め、3を接着剤でつけたら完成

いろいろなおりがみを使ってみました

ダイソーで、花くす玉に良さそうな3種類のおりがみを購入しました。

左からグリッターちよがみ、和風民芸紙、透明おりがみ 各108円

「グリッターちよがみ」は、元に戻ろうとする力が強く、とても折りづらかったです。さらには、時間がたつと形が崩壊してしまい、花くす玉には向きませんでした。

「透明おりがみ」で作った花くす玉がこちら。各色3枚入りなので、ジョイントを同じ色でそろえるには2袋必要です。接着剤は、乾くと透明になる物を使いましょう。おりがみの素材が違うだけで、印象が変わりました。透明なので、陽のあたる場所に飾ると、とてもきれいです。「和風民芸紙」で作った花くす玉がこちら。
こちらも各柄3枚入りなので、ジョイントを同じ柄でそろえるには2袋必要です。和の柄がとてもきれいで、透け感も涼しげで、夏にピッタリですよね。底の部分の花をつけず、LEDライトの上に置けば間接照明にも使えます。

今年は「花くす玉」を七夕飾りに加えてみませんか?

この記事を書いたライター

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よしださとこさん

日々、男児2人にふりまわされているフリーライター。管理栄養士の免許を持ち、趣味はハンドメイドです♪耳寄りな情報を提供できればと思っています。

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