近頃一気に店舗数が増え、家族連れでにぎわっているとうわさのチェーン店「串カツ田中」。人気の秘密はどこにあるのか、リサーチしてきました。
この人に聞きました
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濱田慎一さん
串カツ田中 営業本部 東日本営業部 マネージャー -
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ラーメンチェーン店で店舗立ち上げを担当していた前職から、2014年8月に転職。現在は東日本の各店を巡回し、品質管理に携わる。お薦めメニューは「ガリ〆鯖」。
「串カツ田中」って?
大阪の伝統的なB級グルメ「串カツ」をメインとした大衆酒場。大阪出身の社長が2008年に東京都世田谷区に1号店をオープン。現在の店舗数は全国で230超。「子どもじゃんけんドリンク」や店舗の禁煙化など、子ども連れにも優しい革新的な店づくりが話題。
Check1.副社長の亡き父から受け継いだ秘伝の味!
“衣とソースのマッチング”が要だという串カツは、大阪・西成出身の副社長、田中洋江さんの亡き父が自宅で作っていた秘伝のレシピ。衣・油・ソースも全てオリジナルブレンドで、その詳細は社長と副社長の2人しか知らないそう。
Check2.ファミリー層が利用しやすい住宅街にあえて出店
立地も特徴的。駅前よりもあえて生活道路上を選び、現在約7割の店舗が住宅街にあるそう。ほっと落ち着く店構えに加え、清潔感も重視。テーブル周りはもちろん、トイレなども子どもの目線の高さになって掃除をしています。
Check3.さすが大阪!? 子ども心をくすぐる企画が多数
スタッフにじゃんけんで勝てばドリンクが1杯無料になったり、食後に自分でソフトクリームを作れたり(小学生以下無料)、子ども心をくすぐる企画がいっぱい。「お子さんにも“また行きたい”と思われるお店を目指しています」。