2019.07.13 / 2020.08.06
パパと子どもの関係、良好ですか? 今回は、パパの子育てについて考えます。ママのサポート役ではなく、むしろパパも主役になれたらステキですね。 子どもとの距離が縮められそうなヒントの数々を紹介します。
お話を聞いた人
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布施太朗さん
oton+to編集長 -
青山お父さん大学、家族のあいことば作り講座主宰、ブランディングディレクター。2011年父と子の遊びのサイト「oton+to」を立ち上げ、世のお父さんがおもしろく生きていくための情報を発信中。2男1女のパパ。
ヒント1.父子水いらず、子どもと二人で
保育園の送り迎えなど、たった5分でも子どもと二人きりに。会話や言葉遊び、ゲームが生まれ、子どもとの距離が縮まります。自転車に乗せている人は、たまにはあえて歩いてみるというのも手。
ヒント2.「それ、家族とのご飯より大事?」
家族がそろってごはんを食べるというのは、そう何年もできることではありません。例え手が離せない状況でも、好きなことをしていても、ごはんの方が大切です。「ゲームが終わってから」などと言い出すと家族もマネをし出します。お父さんが先頭を切って守らなければいけません。
ヒント3.平日に、子どもへお土産
食べ物以外のお土産を、フラッと買って帰る。おもちゃや絵本や服。センスに自信がなくても、子どもの反応が見られる貴重なチャンスです。
ヒント4.自分がしたいことに子どもを巻き込む
英会話や音楽など、自分がいつかやってみたいと思っていたものに、子どもと一緒に挑戦してみる。子どもと競い合え、習い事にもなり、ママも喜び、自分も身に付く。一石何鳥にもなります。
ヒント5.寝る前は「三題噺」
寝かしつけ時は、絵本の読み聞かせもいいけれど、子どもから3つお題をもらって、その言葉を必ず入れた物語を即興で作る「三題噺」にトライ。例えば「カバ」「宇宙」「迷子のママ」。頭をぐるぐる働かせるので、パパにとってもおもしろいひとときに。オチがいつも同じになるのは、ご愛嬌。
ヒント6.予想絵日記を描く
これから迎える夏の休日の出来事を予想して、お父さんが一人で絵日記にしてみる。あらかじめイメージ&計画、言語化することで実現に近付きます。「行き当たりばったりの旅に出る」のも、もともと計画していたのと結果としてそうなってしまったのとは、楽しさが全然違います。そして、実際にどうなったか、夏の終わりに検証してください。
ヒント7.家族の合言葉を作る
「家訓」のようなもの。夫婦で何を大事にしたいかを話し合い、いつも見えるところに貼り出してみる。それに反する場合は、誰かがすかさず指摘する。ちなみに布施家では、「おもろく、気前よく」だそうです。
ヒント8.家族で何かを目指す
テレビ番組の「仮装大賞」に出てくる家族のように、チームとなって一つの目標に向かって団結する。「ボウリングに行き、全員合計で1ゲーム400点を目指そう、達成したらみんなでアイスクリームを食べよう」などでもいいですね。
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ぎゅって7月号 巻頭特集 パパが主役の子育てって?
https://book.living.jp/ebooks/enfant/gyutte/syutoken/201907/index_h5.html#4