時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「100均で買える!食育にオススメの道具」について。

100均で買える!食育にオススメの道具

「食育」とは、食に関する知識、食物を選択する力、健全な食生活を実践できる脳力を育てることと言われています。

心身の成長に欠かせないと分かっていても、毎日忙しくてなかなか時間が取れないのが現状ですよね。まずは難しく考えず、「食」がより身近になり、興味が深まることを目標にしてみましょう。

ワークショップの際によくあるのは、ニンジン嫌いの子どもが、ゴマをすって和え衣を作り、ニンジンを細かく切ってゴマ和えを作ると、「おいしい!」と言ってモリモリ食べる場面。

実物に触れることによって「食」との距離がぐっと縮まるからだと思います。ゴマをする、味付けする、切る、和える、という調理過程においても、子どもはお母さんのまねが大好きですから、「おままごとでなく本物を扱った!」という満足感や達成感で、「食」への興味が高まっていくのです。

1日5分、ぜひこんな時間を作りたい…と言っても、時間や手間をかける余裕はありません。そこでオススメしたいのが、100均の道具で「子どもが1人でできる」ような準備を整えることです。

環境作り

ビニールシート、ごみ入れ、ふきん、ミニほうきとちりとり等。

キッチンの中では足手まといになる場合もあるので、ビニールシートを敷いて専用スペースを作ります。作業は1回に1つにすればそんなに散らかりませんし、片付けもまた楽しい作業です。

素材に触れる

ボール、ミニまな板、テーブルナイフ、プラスティックピーラー等。

野菜や果物などの実物に触ることはとても大切です。キャベツを千切る、キュウリを切る、大根の皮むきなどをすることで、できあがった料理への興味もアップします。

調理する

ビニール袋、ミニ泡だて器、すり鉢とすりこぎ、ゴムべら、ミニマッシャー、クッキー用型抜き等。

千切った野菜に塩をふってビニール袋で揉む、レンジで加熱した芋をビニール袋で潰す、ドレッシングを混ぜる、ゴマをすって味付けして和える、加熱したニンジンの型を抜くなど、調理は子どもが大好きな作業です。

見た目が悪くても自分で作った物はおいしいに違いありません。

今まで出会った子どもの中で、本物よりおままごとが好きという子はいません。電車の玩具でしか遊ばない子も、ナイフで野菜を切るのには夢中になります。

子ども用の道具があればいつでも、野菜くずを切るとか、乾豆を泡だて器でガラガラ混ぜるとか、マカロニを瓶からザーっと流し出すなどの遊びができます。こうして身近になることで「食育」の一歩を進めていけると良いですね。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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