2019.10.09 / 2020.02.06
「キャロットラペ」の「ラペ」は、フランス語で本来「おろす」という意味。おろすことで味が馴染みやすくなり、繊維を損なわずに、ふわっとした仕上がりになります。
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10~12月に旬を迎え、1年を通して流通しているニンジンは、緑黄色野菜の代表。体内で「ビタミンA」に変わる「β-カロテン」が豊富です。
離乳食初期から与えることができる食材
加熱しやすく甘みがあるので、離乳食向きの食材ですね。始めからみじん切りやペーストするよりも、1~2cm厚さの輪切りを加熱してから切る方が扱いやすいです。
離乳食初期・ゴックン期(5~6カ月頃)
ペースト~細かいみじん切りで。
離乳食中期・モグモグ期(7~8カ月頃)
2~3mm角くらいの角切りにする。
離乳食後期・カミカミ期(9~11カ月頃)
4~5mm角くらいの角切りにする。
「キャロットラペ」を作るときのポイント
キャロットラペを作るうえで大切なのは、「食感」だと思います。ふわっとした仕上がりが好きなのか、シャキシャキした食感が好きなのか。違いは切り方にあります。
ふわっとしているけれど、切り口がギザギザして太さはある程度そろっているのに、不ぞろいに仕上がるのは“しりしり器”。チーズグレーターでも同様に仕上がります。
普通のスライサーだと、スパッとまっすぐ美しくカットされます。シャキシャキした食感が好きな人にイチオシです。
包丁で細切りにする場合は、細すぎるとすぐにヘタってしまうので、ある程度厚みがあった方が良いと思います。 今回はふわっと仕上がる“しりしり器”で作る、キャロットラペを紹介します。
作り方
- 材料 2人分
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- ニンジン
- 1本(約200g)
- ピスタチオ
- 10粒
- ドレッシング
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- 粒マスタード
- 小さじ1
- メープルシロップ、または砂糖
- 小さじ1
- 塩
- 小さじ1/3~1/2
- 白ワインビネガー
- 大さじ1
- エクストラバージンオリーブオイル
- 大さじ2
- 作り方
- 所要時間10分
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- STEP1
- ニンジンの皮をむいて、しりしり器またはチーズグレーターの粗い面でおろす
※スライサーや包丁で細切りにしてもOK
- STEP2
- ボウルに粒マスタード、メープルシロップ、塩を入れ、白ワインビネガーを少しずつ混ぜながら加える
- STEP3
- 泡立て器で混ぜながら、オリーブオイルを少しずつ加える
- STEP4
- ピスタチオを粗く刻む
- STEP5
- ボウルに軽く絞ったニンジン、刻んだピスタチオ、3のドレッシングを入れ、ざっくりと和える
- STEP4
- 完成
この記事を書いたライター
ライター一覧- 田村佳奈子さん
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フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。