/ 2019.10.17

10月になり肌寒い日も増えてきました。毎朝子どもの食事や身じたくなど、バタバタする中で、ママ自身の服装を選ぶのって結構大変ですよね。

中でも今のような季節の変わり目は、天気に左右されるだけでなく、完全に衣替えするにはまだ早いかと迷う時期。送り迎えだけの予定の日も、先生やママ友にも会うため、あまり適当にするのもチョット…。

そんな今の時期に大活躍するのが、「シャツ」です。

ただ、意外と着こなしや着まわしが難しいと感じている方も多いよう。そこで、シャツを使った今の時期にぴったりな着方を紹介したいと思います。

 

まずはシャツのタイプをチェック

「シャツ」とひとくちに言っても、色々なデザインや素材など、選ぶポイントがたくさんあります。

【シルエット】

いわゆるワイシャツタイプのベーシックなものから、近年流行りの抜き襟ができるようなゆったりしたデザインで、ドロップショルダーになっているもの。シャツジャケットのようなものや、前ボタンのシャツワンピースもシャツの仲間です。

【丈】

ウエストあたりまでのジャスト丈、膝上あたりまでのチュニック丈、くるぶしあたりまであるロング丈。

【生地】

柄は無地、チェック、ストライプ、ドット。素材は、綿、リネン、ネルシャツ素材、デニム素材、コーデュロイなど。

これらを掛け合わせるとかなりのパターンがありますが、自分の好みのシャツを数枚(1枚でもじゅうぶん!)持っているだけで、かなりコーディネートの幅が広がります。

 

シンプルに。でも少しのコツで印象チェンジ!

シャツは前にボタンがついている点が最大の魅力!  前を閉じる、開けて羽織る。この2パターン以外にも、まだまだ印象を変える着方があります。

下の写真はすべて同じシャツとデニムを使い、シャツの着方のみを変えています。

出典:あんふぁんWeb

前を閉じて着る場合、すそをシンプルにそのまま出して着る、ボトムにインする際、前だけイン(写真左)、すべてインするパターンも。

すそをクロスしてウエストへキュッと差し込めば、即席カシュクールの完成(写真中)。

アシンメトリーが流行っているので、片側のすそのみインして、もう片側は出すといったような大胆なアレンジも今年はありです(写真右)。

ほかにもボタンをわざとかけ違えることで、片側の肩出しをするといった少し攻めた着方もできます。

 

オンするアイテムで印象チェンジ!

シンプルに着るだけでもかなり着まわすことが可能なシャツですが、合わせるアイテムによってさらにコーディネートが広がります。

こちらでも、前項と同じシャツをボトムを替えて着まわしてみました。

出典:あんふぁんWeb

襟の下にスカーフ(写真右)やロングネックレスをオンすれば、かたい印象になりがちなシャツが華やかになります。ランチ会など、お出かけがある日にもぴったり。

また、シャツだけでは肌寒い日には上にカーディガンなどを着ても◎。編み目が細かいハイゲージニットだときちんとした印象に。ローゲージニットであれば、ラフな印象になります(写真中)。

カーディガン同様、プルオーバータイプのセーターやスウェットを重ねて、襟元や袖、すその見せ方で遊ぶのもよいです。

重ね着もベストやビスチェなら、また少し個性的な印象に。ベストも今年はオーソドックスなタイプから、写真のようなデザインのもの、ロングタイプまで、数多く販売されているため、トライしやすいですよ(写真左)。

 

親子でも楽しめるのもシャツの魅力♪

シャツは老若男女問わずに着られるアイテムなので、親子や夫婦、キッズだけでもリンクコーデを楽しめる点も魅力のひとつ。

出典:あんふぁんWeb

家族で合わせる際のコツは、最近ショップでもよく見るようになったまったく同じデザインの”親子お揃いアイテム”で合わせてもいいですし、シャツは種類が豊富なので「色だけ(色のトーンだけでも◎)リンク」「柄だけリンク」「丈などデザインだけリンク」などいろいろなリンクコーデのパターンが楽しめます。

わが家は姉妹なので、”シャツワンピとシャツ”など、女の子アイテムを取り入れることが多いですが、ママと男の子やご夫婦が”チェックシャツ”や”デニムシャツ”で合わせるなど、男女で合わせるのもとてもステキですよね。

ぜひシャツファッションを取り入れて、秋のオシャレを楽しんでみてくださいね。シャツは難しいと感じていた人も家族でトライできますよ。ママの服選びの参考になりますように。

<文・写真:ライター ちゃおこ>