子育て中のおもちゃ箱、収納容量内に納まっている家庭にはあまり出会いません。どのご家庭も収納に対して120%。「子育て中だし、しょうがないよね!」は、わかりますが、150%超えはさすがに考えものですよ~。

おもちゃを増やすのは誰?

子どものおもちゃ。いつの間にか、溢れ出しますよね。でもよく考えてください。子どもは勝手におもちゃを買えますか?お金を持っていますか?小学校高学年以上ともなると話は別になりますが、小さな子どもは自分で買うことはまずありません。

ほしいという気持ちがあっても最終決定は大人にあります。「子どもがせがんだから」とはいえ、最終的に買うと決めるのは大人だということを忘れないでください。

イマドキ6ポケットに注意!

子どものおもちゃ整理作業の際、ご両親に色々お話を聞くと「これは祖父母にもらった。捨てづらくて。」という発言はよく聞きます。おもちゃ全てを分類すると親戚から貰ったものが半分を超えるケースも意外と多いのが現状です。

少子化が進む現在は、6ポケットといい「両親・両祖父母」から1人の子どもに対して色々な物を買い与える時代です。そこに、叔父叔母が加わるとさらに大変なことになります。おもちゃを頂いた親は、貰い物だけに捨てづらい気持ちが立ってしまい保有し続けるケースが多いです。

遊びに来る度におもちゃ片手にやってくる。子どもは何かを貰うだけで喜ぶのですが、結局大して遊ばないという悪循環に。じいじ・ばあばには、「物が増えて困っていること」「物より一緒に過ごす時間を大切にしてほしい」と素直に伝えてみましょう。

自分のおもちゃを把握しきれない現代っ子

子どものおもちゃ整理作業中。「ママこれなに?」という発言を聞くことがあります。自分が欲して手にいれたものではなく、勝手に与えられたおもちゃのため、本人が把握しきれていないのです。自分が把握すらしていないものを「片付けて!」といわれても子どもにとってはいい迷惑です。

お出かけ記念のちょい買いはよく考えて

おもちゃ整理をしていて問題になるのが、お出かけ記念に買って来たもの。我が家もUSJで買った水鉄砲が幅をきかせています。特にテーマもなく分類しづらく、どう収納すべきか悩みやすいです。博物館のお土産ショップで買ったものなどもそうですね。

どこかに出掛ける度に何かを買ってくるという行動パターンは、子どもの癖になります。「出掛ける=何か買う」の発想が定着しないよう親がコントロールしましょう。本当に使うもの・遊ぶもの・気に入ったものを選びましょう。

おもちゃが少ない、は不幸じゃない。

「となりの○○ちゃんは、持っているけど我が家にはない。」これが不幸だと感じるのは、一昔前の発想です。物が溢れる現代、おもちゃも昔より安価に買える現代は、我が子に合ったものをどう選び取るか、そこが問われています。

10個のおもちゃを次から次へ気移りしながら使うより、数個のおもちゃを豊かな想像力をもって使い倒せることが、我が子にほしい力ではないでしょうか。ひとつひとつのおもちゃを大切にすることで、モノに対する考え方や価値観が生まれてきます。

子どもはみんなクリエイター!無限の想像力で身近なものをすべて遊びに変えられる力を持っていることを信じてみてはどうでしょうか?

この記事を書いたライター

記事一覧
藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。