2019.11.06 / 2019.11.08
誕生日用のケーキに、子どもから「〇〇(好きなキャラクターや動物、乗り物など)のケーキがいい!」とリクエストを受けたものの、市販品ではすぐに入手できないし、自分で作るにも大変そう…と頭を抱えた経験はありませんか?
リクエストに応えて、子どもの喜ぶ顔が見たいママにおすすめなのが「手作りマジパン」です。マジパンがあれば、市販のケーキでも特別感を出すことができます。
男の子が喜ぶ新幹線を実際に作ってみました。
マジパン作りに必要なもの
マジパンとは、砂糖とアーモンドの粉を練り合わせた、柔らかな食感と優しい甘さの洋菓子のことです。
【用意するもの】
・アーモンドプードル 100g
・粉砂糖 100g
・卵白 1個分
・食用色素(作りたいキャラクターに必要な色)
※黒または茶の場合には、ココアパウダーを使用します
・お湯 少量
・保存袋または食品用ポリ袋 1枚
・つまようじ
この分量は、市販のデコレーションケーキ(5号サイズ)にちょうどよいサイズの新幹線のマジパンが4つほど作れるボリュームです。小さなものを作る場合は、半量で作るなど調整してくださいね。
マジパンの作り方
1. 袋にアーモンドプードルと粉砂糖を入れ、よく混ぜる
2. よく溶いた卵白を1/3から半分ほど加え、1と混ぜ合わせてもみ込みながら、ひとつの塊にする
3. その後は様子を見ながら、卵白を少しずつたしていき、耳たぶくらいの硬さにする
4. 少量のお湯に溶いた食用色素でマジパンに色づけし、形成する
マジパンを上手に作るためのコツは?
・手作りマジパンの最大のポイントは生地の“硬さ”です。卵白の量が多くなるとベタついて形成しにくくなるので慎重に行ってください。万が一、ベタついてしまった場合は、同じ割合のアーモンドプードルと粉砂糖をたしてみてください
・食用色素は、わずかな量でも色がしっかりつきます。少量のお湯に溶いた色素をマジパンにつけるときは、つまようじの先端などを使用するとちょうどよい色味になります
・形成時は、手に少量の水をつけてから行うと、手にくっつかずに作りやすくなります
手作りマジパンで、新幹線の「はやぶさ」と「こまち」に挑戦してみました!
子ども達からリクエストがあった、大好きな新幹線の「はやぶさ」と「こまち」。マジパンでの再現に挑戦してみました!
1. 色づけしていないそのままのもの(白)、食用色素で色づけしたもの(赤)と(緑)、ココアパウダーで色づけしたもの(茶)の4つに分けます
※必要な目安の量は、白4.5:赤2:緑2:茶1.5ほどの割合で分けるとよいと思います
2. 白のマジパンを新幹線の形にし、赤または緑のマジパンをかぶせてボディにします
3. 茶のマジパンで窓を作り、ボディにくっつけます
4. 「はやぶさ」には、白と緑の間に赤のラインをつけるとより本物らしくなります
市販のケーキに乗せるだけで、スペシャルなものに変身しました!
「はやぶさ」と「こまち」は、必要なパーツや色が少なく、形も難しくないので、マジパン作り初心者でも挑戦しやすいですよ。
新幹線、動物やキャラクターなど、マジパンなら作れるものが多くあります。誕生日やクリスマスなどのイベントのときにぜひ作ってみてくださいね。
<文・写真:ライター 郡司佳奈>