お湯を注ぐだけで作りたての味や食感、香りが復元されるフリーズドライ食品。日本のパイオニアメーカーであるアサヒグループ食品に開発秘話を聞きました。

この人に聞きました

武田喜英さん
アサヒグループ食品 食品事業本部 食品マーケティング部

2010年入社後、営業に配属。2014年に現部署へ異動しアマノフーズブランドの商品開発に携わる。「実はナスが嫌いでしたが、弊社のみそ汁で好きになりました。ナス嫌いも認める『いつものおみそ汁 なす』オススメです」。

みそ汁もパスタもお湯を注ぐだけ
一食分から手軽に本格派の味わい

お湯を注ぐだけですぐに食べられるフリーズドライ食品。現在、みそ汁だけでも約80種。近年はカレーやパスタ、雑炊など、多彩なラインアップがそろいます。「いつものおみそ汁 なす」100円、畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー」260円、「三ツ星キッチン 3種のチーズのクリームパスタ」200円(価格は全て税別)

ヒミツ1.みそ汁誕生のきっかけは、社長夫人の声

「アマノフーズ」ブランド初めてのフリーズドライ食品は、1983年に発売された「みそ汁」。そのきっかけは、当時の社長夫人の“一人分のみそ汁を作ったり、暑い夏にだしを取ったりするのは大変”という何気ないひと言。第1号の具材は「ホウレンソウ」でした。

ヒミツ2.家庭と同じように調理し、フリーズドライ加工

「フリーズドライ」とは、調理した料理を凍結させた後、“真空下”で乾燥させる製法です。作りたての味・色・香り・食感を再現しやすく、栄養価も損なわれにくい特長があります。工場では、みそ汁やカレーは大きな鍋で家庭と同じように調理し、出来上がった料理をそのまま加工しています。

ヒミツ3.飽くなき探求心で、ついには揚げ物も!

みそ汁に使うみそは全国から約30種を取り寄せ、だしとの組み合わせも具材に合わせて変えるなど、飽きのこない味を追求。フリーズドライの技術も進化し、ついに2015年には初の「揚げ物」が登場。2年近くの試行錯誤の末、独特のサクッとした食感を再現しています。。

「いつものおみそ汁 5種バラエティセット」を10人に
[応募締め切り:12月1日(日)]