全力イヤイヤ期の紙パンツ替えは「お楽しみポイント」を探るべし!

イヤイヤ!ぜーんぶイヤ!

子どもの全力イヤイヤ期を乗り切るには、お父さんお母さんも体力勝負…なかなか気合いがいりますよね。

1歳児クラスでのこと、とある女の子が紙パンツを替えたくない!とイヤイヤ。

「おしっこがいっぱいだから、パンツ替えよう」という保育士に「やだ!」の一点張り…。でも紙パンツはおしっこでぱんぱん…。

ヤダって言わないで、楽しくパンツが替えられることもあるのになぁ。そこで、この子の「紙パンツ替えのお楽しみポイント」を探ってみることにしました。

その子のお楽しみポイントを探る!

  • 「紙パンツ替えよう」→「やだ」
  • 「ズボン脱げるかなぁ?」→「やだやだ」
  • 「便座に触ってみる?」→「やだやだやだ」
  • 「紙パンツ選ぶ?」→「いいよ!」

「紙パンツ選ぶ」はいいんだ!パンツを履き替える行動の中にある「選ぶ」行為が楽しみだったようです!お気に入りの紙パンツを選んでそのまま無事、交換ができました。

子どもも、大変だよね。“履き替える”という行動ひとつとっても、子どもにとっては「やらなきゃいけないこと」がいっぱい。

選んで、取って、一旦置いて、ズボンのウエストに両手をかけて、下げて、座って、足の先まで下ろして、脱いで、今度は紙パンツのウエストに手をかけて…。

大人にとってはなんてことない動作ですが、たっぷり遊びに気持ちを向けたい時代の子どもたちにとっては「やらなきゃいけないこと」に感じるのかもしれません。

そうだよね、ちょっと面倒くさいよね。遊ぶの、中断したくないよね。

そんな気持ちで「やらなきゃいけないこと」の中にある「お楽しみポイント」を探ってみると新たな発見があって面白いです!

別の子のお楽しみポイントも探ってみようと思います。

この記事を書いたライター

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ほのかさん
絵日記・漫画家

子どもたちが魅せてくれる、ステキな世界にどっぷりハマっています!おえかきと写真が大好きな元保育士。週2でカレーを食べています。

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