/ 2020.01.14

こんにちは。

突然ですが、みなさんのお子さんの身長・体重は成長曲線の範囲内を推移していますか?

生まれた時から小さめだった息子。

幼稚園でもいつも背の順は一番前で、これまでに1歳、4歳と小児科に低身長ではないかと相談をしたことがありました。

2回とも言われたことは「成長曲線に沿って成長していれば問題ない」とのこと。

確かに、曲線に沿ってはいるものの、ひとりだけ明らかに背が低く、改めて総合病院へ相談してみることにしました。

その結果、成長ホルモン分泌不全性低身長の疑いありで、よくよくレントゲンで骨年齢を測ると、なんと1歳近くも成長が遅いことがわかったのです。

出典:あんふぁんWeb

入院時、役に立ったレゴ。

成長ホルモンの分泌量を測る負荷試験とは?

所謂、”低身長の疑い”を確かめるためには、負荷試験を行います。

3日間かけて、3種類の負荷を与えた時のホルモン分泌量を測ります。

1日目は、点滴で味の素(病院によって違うかもしれません)を30分かけて体内に入れます。

2日目は、ドーパミンを飲み薬で入れます。

そして3日目は、インスリンを注射し、一時的に低血糖状態にさせます。

いずれも体内に入れた後、30分に1回、4~5回採血を行います。

特に3日目は低血糖状態にするので、それなりの副作用が少なからずあります。

息子の場合、注射後10分で腹痛を訴え、次の瞬間、副作用の一種である傾眠となり寝ました。

幸いにも寝たので、その後、副作用に苦しむことなく試験を終えることができました。

中には、ずっと吐き気を訴える子どももいると聞いていたので、負荷試験を実施するかどうかも随分考えました。

1日目はまったく症状がなく、2日目は倦怠感を訴えました。

入院でも通院でも可でしたが、何かあっては困ると思い、3日間入院の予定でしたが、いずれも午後には元の元気な息子に戻っていたので安心でした。

負荷試験の結果はどうだったのか?

1週間後に負荷試験の結果を聞きに行きました。

幸いにも、成長ホルモン分泌不全性低身長ではなく、基準値を超えてホルモンが分泌されていました。

これまでの成長スピードは遅いものの、今後伸びるポテンシャルは十分あることがわかり、本当に安心しました。

1歳分成長が遅いと聞いたときは、もっと早く対応ができたのか、もっと真剣に病院の先生に聞けばよかったのかなど、いろいろな思いが浮かびましたが、幼児期の成長スピードは個人差があり、あまり心配する必要はないとの先生の言葉に安堵しました。

最後に先生に言われたアドバイスは、「よく寝て、よく食べて、運動させてください」でした。

リスクはあるものの、しっかり調べてもらい納得できました。

<あんふぁんメイト小山万里江>

夫、長男5歳(幼稚園年長)
元ママライター、現転勤族ワーママ。 訪問・取寄せ数100件!パン屋情報、関西・中国エリアのお出かけ情報をご案内