2020.02.28
娘はぬいぐるみ達のお世話係
わが家の娘、近ごろは大切にしているぬいぐるみたちの身の回りのお世話をするのがブーム。
椅子に座らせてご飯を食べさせたり、お風呂に入れて体を洗ってあげたり、歯を磨いてあげたり、寝かしつけたり。もちろん全て「フリ」ですが、気分はすっかり小さなママといったところでしょうか。
私が娘にしていることをそっくりそのまま覚えてお風呂では「アワアワ~」と石けんを泡立てる仕草をして脇を洗ったり、歯磨きの後には「フロシュ、フロシュー」と歯間フロスまでかけたりする芸の細かさ。
「ハー(歯)ゴシゴシ、キレイキレイ、ダイジ!」なんて言ったりするので、「おお!ついに自分が毎日されていることは意味のある大事なことなんたって分かってくれたのねー!」なんて思ったのですが…。
自分の番になると、嫌イヤアアアァァァー!!
ぬいぐるみ達のお世話が一通り終わって、「さあ、では娘ちゃんも歯磨き…」と言った途端「嫌!イヤ!いや~っ!!!」とその場から逃走。
なんとか捕まえて押さえつけますが 、歯ブラシを口に入れようにも頑なに唇を真一文字に結んで激しく抵抗。
無理やり口を開けさせても歯ブラシを噛んで動かないようにするわ、手足をバタバタさせて暴れまくるわ、小さなママはどこへやら。「キレイキレイ、ダイジ」じゃなかったんかーい!とツッコみたくなってしまいます。
お風呂に入れたがるクセに、入らない。ご飯を食べさせるクセに、食べない。寝かしつけるクセに、寝ない!どういうことじゃーい!
…と思ってふと気づく。それって、大人もそうじゃない?
人にはああしろこうしろと言ってしまうけど、自分だってお風呂に入るのも歯を磨くのも面倒くさいし、気分が乗らないときは食べたくないし、夜更かしして遊びたい。大人も子どもも、大して変わらないのかも。
などと考えつつ、今夜も荒れ狂う娘を小脇に抱え、力ずくで布団をかぶせて寝室の電気を消すけろまいでした。
この記事を書いたライター
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けろまい まいこさん
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なんとなく適当に生きている主婦。特技はゴロゴロすること。苦手なものは家事全般。同い年の夫&5歳の長女&2歳の双子との日常をゆるゆるお届け。