子どもの写真をたくさん撮ったけれど、ほとんどブレていた…後から泣く泣く写真を削除した経験はありませんか?今回はシャッタースピードを調節して被写体ブレが起きにくくする方法をご紹介します。一眼レフ、ミラーレスをお持ちの方は必見です!

  1. 栽培期間がそれほど長くないもの
  2. 一度で収穫が終わるものではなく、長く収穫が楽しめるもの(この点は特に重要です)
  3. 病気や害虫被害などが少ない野菜

シャッター優先モードとは

以前ご紹介した”絞り優先モード”の逆で、シャッタースピードを自分で設定し、絞りはカメラが自動で設定してくれるモードです。

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シャッタースピードとは

その名の通り、シャッターを切るスピードです。250、125、80などの数字で表され、数字が大きいほどスピードが速く、小さいほど遅くなります。

250は1/250秒を意味しており、1秒間に250回シャッターを切れるスピードということです。とても速いですね。同じように80は1/80秒、2は1/2秒、2″は2秒、30″は30秒です。30″は、30秒間シャッターが開いているということです。シャッタースピードを変えると、違った印象の写真が撮ることができます。

1/250秒にて撮影(シャッタースピードが速いので、水が点)
1/20秒にて撮影(シャッタースピードが遅いので、水が線)

子どもの撮影にうまく取り入れよう

子どもの写真を撮ったときに、子どもが動いてブレてしまったこと、あると思います。被写体が動くことによって生じる、被写体ブレです。あくまで目安ですが、被写体ブレを起こさずに歩いている人を撮るにはシャッタースピードを<1/125秒>以上に、走っている人を撮るには<1/250秒>以上に設定する必要があると言われています。

子どもは元気に動きまわります。止まっているところを撮ろうとしても、突然走り出したりしますよね。そんなときはシャッタースピードを<1/250秒>以上にしておくと良いでしょう。

1/80秒でジャンプする子どもを撮影
1/250秒でジャンプする子どもを撮影

シャッタースピード優先モードの設定方法

カメラのモードを選択するダイアルをシャッター優先モード(T、Tv、S )にします(メーカーによって表記が違います)。あとは、ファインダーを覗いたときや、液晶画面に表示されるシャッタースピードを好きな速度に設定します。これだけです!

シャッタースピードを変えると、連動して絞り値も変わります。設定したシャッタースピードに合わせてカメラが自動で設定してくれるのです。

せっかくなので、いろいろなシャッタースピードを試してみてください。シャッタースピードを遅くすると、被写体ブレだけでなく手ブレも起こりやすくなります。シャッタースピードが速いと、手ブレも防げるのです。

1/1250秒で撮影
1/3200秒で撮影

スローシャッター

シャッタースピードを速くするだけでなく、あえて遅くするのも楽しいですよ!

1/60秒で撮影
1/4秒で撮影
6.0秒で撮影

シャッタースピードを楽しもう!

いかがでしたか?シャッター優先モードを使って撮影するだけで、ブレにくく、一瞬を確実に切り取ることができます。普段の生活の中でも、運動会などのイベントでも、とっても便利な機能です。

シャッタースピードを遅くして、モノの動き、躍動感を切り取ることにもチャレンジしてみてください。カメラ片手に、どんどん撮ってみましょう!

写真は、過ぎ去っていく瞬間をとっておけるもの。四角い枠に、風を、匂いを、そして想いを閉じ込めて

この記事を書いたライター

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ひよこさん

「やりたいことをやる!」と言い、会社員を辞めフリーのカメラマンに。妊娠を機に休業し、現在は2歳、0歳の娘を撮りまくる日々です。

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