時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「自分で片付ける子になる部屋づくり」について。

自分で片付ける子になる!部屋づくり

「おっかたづけ~おっかたづけ〜♪」、玩具の片付けを促す場面でよく歌われていますね。家の中ではどうですか?

歌でも進まない場合は、「片付けて!」「ほら、片付けなさい!」「要らないなら捨てるわよ!」などの言葉が出ていないでしょうか。

私も命令形からの脅し文句をしょっちゅう口にしていました。そのような中、モンテッソーリ教育を学び始めて、最も感銘を受けたのは「子どもが1人でできる環境を、周囲の大人が準備すること」という考え方でした。

関連の本をいくつか参考にしながら自己流で部屋を整えてみたら、意外にも簡単に「子どもが使いたい物を出しやすく、1人で片付けやすい」環境が出来上がったのです。

これによって片付けがしやすくなり、子どもができないときでも機械的に片付けができるので、自分のイライラも軽減されました。今回は、この部屋作りのポイントについて紹介していきます。

1.物を減らす!

夢中で遊ぶ時期が過ぎた玩具を、雑多に置いていませんか?3歳児がガラガラを振らないように、敏感に反応する時期を越えた物は、高い場所にしまうか処分するか、あるいは時々入れ替えするなど工夫して、置くスペースを確保します。

2.手が届く範囲をチェックする!

子どもが1人で取り出せる範囲を確認したら、その中で玩具が収まるようにします。踏み台を準備すれば範囲を広げることができます。

何かをどかして玩具を取り出すと、片付ける場合にどかした物と玩具の両方を片付けることになり、子どもには煩雑になってしまいます。

3.一目見て分かるように配置!

一目で「どこに何があるか」が分かるようにしましょう。玩具のアドレスが決まっていると片付け力が格段にアップします。

さらに「いつもの場所に、いつもの玩具がある」という秩序感は子どもの気持ちを安定させてくれます。箱に入れる場合は写真かイラストで、中の物を貼っておくと良いですね。

4.種別でそろえる!

例えば「お絵描きしよう」と思ったときに、必要な物があちこちにあると、集めるのにひと苦労、片付けるのはもっと苦労しますよね。

子どもを観察しておいて、同時に使う機会が多い物を近くに配置すると、驚くほど片付けがしやすくなります。

5.ゴチャゴチャした物は「宝物バッグ」へ!

気に入っているちょっとした物、集めたきれいな石、おまけで貰う玩具、キャラクターのシールなど、ゴチャゴチャしていて種別にできない物は、ファスナー付きの100円バッグなどに入れてしまいましょう。

「宝物バッグ」と名付け、ここから出し入れして遊びます。飽きて遊ばなくなった物は下方にたまるので、処分や分類したいときにはとても便利です。

今回は、まず実践できる5点を紹介しましたが、これだけでも子どもが1人で動きやすいお部屋に近づきますよ。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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