/ 2020.03.02

いよいよ4月の入園が近づいてきました。この時期はこれからわが子がどんな園生活を送るか、何かと不安なことが多いですよね。

私も、わが子がちゃんと幼稚園のカリキュラムについていけるのか不安でした。

そこで、今回は現在年少(4歳)の長女が、入園前の3歳までに使っていて、園生活に役に立っていると思えるグッズを紹介します。

出典:あんふぁんWeb

鉛筆の正しい持ち方が自然と身につく「さんかくクーピー」

出典:あんふぁんWeb

3歳児ではまだ鉛筆で絵を描くことは少ないと思いますが、クレヨンやクーピーを使って絵を描くことが増えました。

そんな時期にわが家で使用していたのは、サクラの「さんかくクーピー」です。クレパスの形が三角形になっているため、子どもでも自然と正しい鉛筆の持ち方で使うことができるのです。

長女はこのクーピーでよく絵を描いていたおかげで、鉛筆の持ち方を特に教えなくても、正しい持ち方で絵を描いていたのでびっくりしました。

幼稚園に入園すると絵を描く時間が増えるので、その時に鉛筆やペンの正しい持ち方をイチから教えなくて済んだのはとても助かりました。

また、クレヨンよりも発色が控えめなので、汚れがつきにくい点も私は気に入っています。

色んな形やパターンで集中力を高められる「パズル・ブロック」

形を組み合わせて絵を完成させるタイプの「ジグソーパズル」。3歳くらいだと、60ピースくらいを簡単に完成させられるのではないかと思います。

パズルは、手先と頭を使って集中力を高められる遊びなので、入園前に集中力をつける練習としてやっておくといいと思います。

慣れてくると、位置を覚えてすぐ完成できるようになっていくので、完成までのタイムを測ったり、重要な絵の部分は最後にはめるなど、ルールを作って遊んでみると楽しみ方の幅が広がりますね。

出典:あんふぁんWeb

パズルのほかに、手先を使って集中力を高められるのは、ブロック遊びです。立体のものを作ることで、想像力も膨らみます。

パズルと同じく、入園前から積極的に取り入れていることで集中力が身についていったように感じます。

入園後は先生の話をきちんと聞いてから、内容を理解をして行動するという場面が繰り返されるので、パズルやブロック遊びは有効だったと感じています。

入園後の制作の時間で差が出る「はさみ」の練習

幼稚園に入園したら制作の時間で「はさみ」を使う場面がたくさんあります。先生がしっかりと教えてくれてサポートはしてくれますが、たくさんいる園児の中でわが子につきっきりというわけにはいきません。

刃物を使わせるのは、親として不安がありますが、まずは入園前に、幼児用のはさみで折り紙を一緒に切ってみたり、ママが線を書いてその上を切るという練習を繰り返しておくといいと思います。

はさみの扱いの注意点も家でしっかり伝えておけば、幼稚園生活で危険な行動をしてしまうかも…というママの不安も軽減されると思います。

出典:あんふぁんWeb

ちなみに、私は娘に、最低限の「はさみ」の練習しかさせておらず、はさみを使って、何かを作ったりという時間を設けていませんでした。

そのため、幼稚園行事での親子制作の時間、娘はなかなか自分の思ったように、はさみを使うことができていませんでした。

スイスイと自分の思うように制作を進められている子は、はさみを上手に使いこなし、自分でいろいろな形に切ることができ、創造力をしかっりと形にできていました。私は幼稚園児でもこんなに完成度の高い作品を作ることができるんだと驚きました。

「はさみ」を自由に扱えるようになっていると、制作の幅もかなり広がるんだなと実感した瞬間でした。

自然と遊びの中で身につけられることからスタート

何事も得意不得意がありますが、できれば、子どものもつ芽を伸ばしてあげたいのが親心。家庭でのちょっとした過ごし方ひとつで子どもの可能性の幅が変わってくるんだなと、この1年間、幼稚園生活を過ごして感じました。

初めてのことを教えるというのは、ママの負担も大きいですよね。入園後は何かとバタバタするので、親子でゆっくりした時間を過ごせる今のうちに、少しずつ経験させてあげることが、幼稚園生活をスムーズに進めていくポイントだと感じています。

<文・写真:ライター yuikitiiii>