2020.03.05 / 2020.03.09
春の訪れが待ち遠しいこの時期。子供の卒園・卒業、入園・入学を控えているママも多いですよね。そこで、うっかり忘れがちだけど持っておきたい5つの“神器”を、2児のママ兼ファッションライターの筆者が紹介します。
【アクセサリー】定番のパール以外で差をつける!
オケージョンスタイルに欠かせないものといえば、パールのネックレス。でも、みんながつけているからこそ、自分はちょっと違うものにしたいと考える人もいますよね。そこでおすすめしたいのが、ブローチです。
ブローチというと花モチーフのコサージュやカメオなどを思い浮かべるかもしれませんが、今の時代なら、普段使いできるようなさりげないデザインが◎。
サイズは小さめで、着る洋服に対して、あまり主張しすぎないものをセレクトしましょう。
またこの写真のように、パールネックレスにブローチをプラスするアレンジも。ただし、この場合はブローチの針や金具でパールを傷つけてしまう可能性を考慮して、コットンパールやフェイクパールなど気軽に買えるものにしてくださいね。
【サブバッグ】A4書類や室内履きの持ち運びに
卒入学式に用意するアイテムのなかで、意外と後回しになりがちなのがサブバッグ。
紙袋やエコバッグでも機能的には十分なのですが、せっかくフォーマルなメインバッグを持っているのに、サブバッグがチープ感のあるものだと一気にトータルバランスが崩れてしまいます。
オケージョン用のサブバッグとして、シンプルで上品な、きちんと感のあるものを用意しておきましょう。サイズは、A4書類やママの室内履き、折り畳み傘が入る程度に。
入学後も、保護者会などで何かと使えます。まだ持っていない人はぜひこの機会にそろえて。
【ストッキング】イチオシは、生足感覚ではけるランバンコレクション
ふだんあまり履かない人が、とくに忘れがちなのがストッキング。さすがにフォーマルなシチュエーションで生足というわけにはいきません。
筆者のおすすめは、ランバンコレクションのパンティストッキング(1100円)です。履いていないようなナチュラルな感覚で、軽いベールをまとわせたような艶感と光沢感、シャドウ効果で脚をきれいに見せてくれます。カラー展開も多く、自分の脚や洋服のカラーに合わせて選べます。
筆者の愛用カラーは、上の写真で着用しているブラウンがかったシャンティ(右)と、ネイビーがかったルアーブル(左)です。
ストッキングにしてはちょっと高めですが、納得のクオリティ。ここぞという時には、ぜひ一度試してみてください。
【室内履き】折りたたみスリッパより、ヒールつきがおすすめの理由は?
折りたたみスリッパは、100均や300均でも買えるようになりました。でも、あまり買い替え頻度が高くないものなので、少し高くても、シンプルで飽きのこないものを買って長く使うのも手です。
とくに卒入学式のように保護者の数が多い日は、狭い場所でもササッと取り出し、着脱できるタイプのほうがスマート。
デザインは、かかとがパカパカしない、甲部分をしっかりとホールドしてくれるものを選ぶのがポイント。さらに3~4cmほどのヒール高があれば、室内でも立ち姿をスラっと美しく見せてくれます。
【ハンカチ】人前でも安心して涙を拭える、無地&イニシャル入り
セレモニー時のハンカチは、無地やワンポイント入りなどシンプルなものが基本。色は、白か淡いパステルカラーなど、上品なものを選びましょう。
卒入学式の洋服は基本的に無地なので、筆者はあえてワンポイントとしてイニシャル入りのデザインを選んでいます。これさえあれば、式典中に子供の成長を思って涙腺がゆるむその瞬間も、素敵なマナー美人に見えるはず!?
この5つの神器があれば、大事な晴れの日の準備も万全! 素敵な装いで、新しい一歩を踏み出す子供の門出を心からお祝いしてあげてくださいね。
(ファッションアドバイザー/里村素子)