/ 2020.03.27

旅のお供の駅弁。「横浜で駅弁」といえば、やっぱり崎陽軒の「シウマイ弁当」。崎陽軒のお弁当はほかにもいろいろありますが、神奈川県の一部の販売店で、しかも平日午前中限定の駅弁があります。今回はそのお弁当を食べてみました。

●一部の販売店で午前中のみの販売「ハマの朝ごはん弁当」

出典:シティリビングWeb

「ハマの朝ごはん弁当」640円

神奈川県内の一部の販売店で、しかも平日午前中のみ(売り切れ次第終了!)で販売しているのが、「ハマの朝ごはん弁当」です。なかなかお目にかかれないパッケージで、崎陽軒の販売店を見かけてはチェックしていたのですが、出合えることがありませんでした。やっとのことで見つけたときは、心の中でガッツポーズ! とはいえ、そのときは、販売時間外だったり、販売していてもその日は朝ごはんをしっかり食べてきていたり、残念ながら“お出かけで駅弁モード”でなかったり…。タイミングが合いませんでした(苦笑)。

●旅先の“正しい朝ごはん”のラインアップがうれしい!

そんな心の葛藤を経て、ついに「ハマの朝ごはん弁当」と対面する日がやってきました。

横浜の風景に朝日が昇ってきているような雰囲気の、さわやかなパッケージ。ふたをあけると…。

出典:シティリビングWeb

まるで旅先の正しい朝ごはんのような景色が広がっていました。

●表示カロリーはちょうどいいボリュームの532kcal

出典:シティリビングWeb

おかずのメインは鮭の塩焼き。

その他にニンジン・シイタケの煮物、豆腐真丈煮、菜の花のしょうゆ漬け、レンコンのきんぴらなどが入っています。

出典:シティリビングWeb

そして、「シウマイ弁当」でも人気の筍煮も健在。

さらにうれしいのが、「シウマイ弁当」では薄切りの玉子焼きがこちらは厚いこと。もちろんシウマイも1個添えられています。栄養成分表示のエネルギーは532Kcal(ご飯の上のトッピングが胡麻ちりめんじゃこの場合)。ボリューム的にもちょうどいい“朝ごはんサイズ”です。

●ご飯の上のトッピングは季節ごとにチェンジ

全体的にやさしい味付けの煮物がそろっているので、さっぱり食べられるのが大きな魅力。

豆腐真丈煮は、フワフワとした食感が楽しく、菜の花のしょうゆ漬けも良いアクセントになっています。

出典:シティリビングWeb

ご飯の上のトッピングは、昆布佃煮やちりめんじゃこ、梅干し、高菜など季節により変わるそう(写真は3月~5月の胡麻ちりめんじゃこ)。

出典:シティリビングWeb

看板商品のシウマイですが、このお弁当にはしょうゆやからしが付いていません。そのまま食べるのですが、実はしっかりと味がついているので、そのままでも十分イケるのです。朝だからこその食べ方なのかもしれません。

 

旅先の朝ごはんのいでたちなのに、しっかりと「崎陽軒のお弁当」という存在感がある「ハマの朝ごはん弁当」。かなり限られた時間でしか見つけることができませんが、平日の出張やおでかけで、朝、横浜に訪れるチャンスがある人は、ぜひ販売店のショーケースをチェックしてみてくださいね。