意外にも漬けておいしかったもの

今年も夏野菜のぬか漬けが大活躍しています。特にきゅうりは毎日のように漬けたいところですが、毎日続くと家族も飽きてくるのでたま〜に変化球ネタを漬けています。その変化球ネタとは。それはアボカドです。えぇぇ〜!? と思った方もいるでしょう。私も初めて知ったときはえぇぇ~!? と思いました。

なぜアボカドを漬けることにしたのかといいますと、アボカドの皮を剥いたら手の施しようがないくらい固く、どうしたものかと途方に暮れていたのです。で、「アボカド 固すぎる 活用法」みたいなワードでググってみたところ、ぬか漬けを発見!えぇぇ~!? アボカドのぬか漬け!? 邪道じゃない!? と思ったのですが、一体どんな味になるのか気になって気になって…漬けてみたわけです。2日間くらい漬けたと思います。

実際に食べてみたら、あらあらあら!まあまあまあ!おいしいじゃないの〜!

ぬか漬けの定番である大根もきゅうりもニンジンもコリコリと歯応えがありますが、アボカドはなめらかでこっくりしていてクリーミー。酸味もまろやかで、だいぶ垢抜けた感じのぬか漬けです。

ところでぬか床は新しく仕込むと野菜の切れっ端を捨て漬けるところから始まり、本漬けまで一週間くらいかかるのですが、最近は買ったその日から漬けられるという何ともお手軽なぬか床も売っています。特別な容器がなくてもタッパーやジッパー付き密閉袋でOK。

冷蔵庫に入れればかき混ぜるのは1日1回でいいし(なんなら2、3日放っておいても大丈夫)、旅行などの不在時もしっかり空気を抜いておけば10日間くらい問題ナシ。

私は冬になるとぬか床を冷凍庫で冬眠させちゃうのですが、夏野菜が安くなり始めたら冷凍庫から出し自然解凍して復活させます。(ちなみに以前冷凍庫に入れてたぬか床をカレーと間違えてレンチンしちゃってダメにしたことがある)

なんとなくハードルが高そうなぬか漬けですが、意外と簡単。中途半端に余った野菜はぬか床に入れちゃえば次の日には立派なおかずになってくれるし、乳酸菌やらビタミンやらも豊富で体にいいことイッパイ。毎日もう一品考えるのがめんどくさいという方、ぬか漬けオススメですよ!

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マルサイさん
絵日記・漫画家

三兄弟の母。趣味は昆虫や磯の生き物の観察。インスタグラムで育児絵日記を投稿しています。裏アカウントでは毎日のごはんを投稿しています。大和書房より『男子が3人います。』絶賛発売中!

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