子どもが夜中何度も目を覚ますと、ママパパは睡眠不足になって体力を削られてしまいますよね。お仕事復帰されている場合ならなおさら、頻繁な夜泣きや覚醒は死活問題です。なぜ起きてしまうのか、原因と対策を子どもの睡眠の専門家が解説します。

夜中になぜ起きる?

実は、みんな夜中に目が覚めています。大人もです。大人は誰かにあやしてもらわなくても一人で寝られるので、目が覚めてもエアコンのリモコンを切り替えたり、寝返りをうったりして再度眠りにつくことができます(そして途中で目が覚めたことを覚えていない)。

しかし、いつもママやパパに抱っこやトントンであやしてもらって寝ている子どもたちは、そうやって寝ることが当たり前になってしまっているので、目が覚めてしまったら寝かしつけてもらわなくては再度眠りにつくことができません。

「眠いよ〜!ママ!パパ!早く寝かせて!」と泣くことになります。これが夜泣きです。このタイミングで何か興味をひくものが目に入ったり、眠気を忘れて覚えたてのハイハイなどを夢中で練習しはじめてしまったりすると、何時間も起き続ける深夜の覚醒になります。

夜泣きを防ぐ対策

夜泣きの理由はさまざま。まだ夜間に授乳が必要な月齢の子の場合、お腹が空いて起きていることも考えられますし、ウンチをして気持ち悪いからオムツを替えて欲しいということも考えられます。

そういったわかりやすいもの以外では、日中の睡眠不足だったり、光環境、室温などが原因だったりすることもあります。日中の睡眠が不足していると、疲れすぎてストレスホルモンが過剰に分泌されて、夜の睡眠の質を落としてしまうことがあります。適度な昼寝はとても大切です。

光は脳を覚醒させてしまうので、豆電球は消し、ライトが必要な場合は足元に置きましょう。カーテンやドアの隙間からの明かり漏れにも注意が必要です。暑いことも頻繁に起きる原因になりますので、大人が少し寒く感じるくらいの室温(20-22℃、夏なら24-25℃を目安)に整えてあげることをおすすめします。

深夜の覚醒を防ぐ対策

0歳児のような赤ちゃんの場合、急に夜中にハイハイを練習しはじめたり、つかまり立ちをしはじめたりすることもあります。こういった場合は構いすぎないことが大事です。
あくまで今は寝る時間であり、遊ぶ時間でないことを態度で示しましょう。仕方ないなぁ…とリビングに出てしまったりすると、余計に起きることが習慣化されてしまいます。

2-3歳を過ぎた子が深夜に覚醒してしまう場合、まず見直すポイントは昼寝をしすぎていないかという点。昼寝をしすぎて眠くなくて、十分寝てしまったから!と3-4時に起きてしまうなら少し昼寝を減らしていくようにしていきたいですね。

生活リズムが乱れてしまったときに頼りになるのは太陽の光。朝はいつも同じ時間に起きて、しっかりと太陽の光を浴びて体内時計をリセットしましょう。

この記事を書いたライター

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ねんねママさん

乳幼児睡眠コンサルタント(米国IPHI資格)。夜泣きや長時間の寝かしつけなど、ねんねに関するお悩みを解決に導くコンサルティングをしています。YouTube「寝かしつけ専門学校 ねんねママちゃんねる」を中心に、ブログやSNSで乳幼児の睡眠に関する情報を発信中

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