/ 2021.06.21

子どもの靴はすぐサイズが大きくなってしまうので、足の指先は窮屈でないかこまめにチェックしますよね。でも実は、靴の「裏側」を見ることも大切なんです。靴底のすり減り具合で、きちんと歩けているかをチェックしてみましょう。

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靴底の減り具合をチェック

子どもの靴の後ろ側や裏側を、じっくり見たことはありますか? 後ろ側が部分的にすり減っている場所があれば…

ちょっと注意!

かかと部分が少しすり減っているのが見えます

靴を裏返して見てみると…

2カ所に大きなすり減りが!

写真のように、明らかに部分的なすり減りがある場合は要注意です。

裸足で歩かせてみよう

正しい歩き方

足の指5本、しっかりと地につけて歩けていますか。

正しい歩き方はかかとから着地し、足趾(足のゆび)で蹴り、前に進む

誤った歩き方

しかし今、足のゆびをつけず浮かせた状態で歩いている子どもが多くなっています。

足の指をつけず、浮かせた状態
親指を浮かせて歩くと、足の指の関節がゆるく地面に指を押しつける力が弱くなります

転びやすい子は、一度裸足で歩かせてみましょう。色々と見えていない部分が見えてきますよ。

ゆるい靴が足の指をつけずに歩く原因になることも

かかとばかりが減っている裏側

靴のかかとが減るのは、足の指をつけずに歩いているからですが、緩い靴を履いていることがその原因になることも。そんなときは、ママのアレが大活躍します。

ストッキングを靴の先に入れて調整します

このナイロンのストッキングをカットし靴の指先に入れます。ナイロンストッキングは伸縮性に富んでいるため、足先のフィット感もバッチリ!子どもの足だけでなく、大人の靴の調節にもいいんです。

歩き方やバランスについて

歩き方が悪いのは、足底の筋肉のバランスが悪いと言われます。足裏のバランスを良くするには、5本の指をしっかりと地面に着けた状態で歩くことです。

5本の指をしっかり地面につけて歩く

それができていないと、歪みなどの原因になることも。盲点になりがちの子どもの靴の裏側。今一度チェックをしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター

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光永雅代さん
絵日記・漫画家

接骨院の副院長を務める2児のママ。骨格のプロとしての知識に主婦の知恵をプラスした、ママにオススメなエクササイズを提案します。

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