指定の持ち物が全部しまえて洗濯もできる！便利なカトラリーケースの作り方

カトラリーケースを洗うのが大変…

園では、カトラリーセットを持参し、毎日持って帰り洗うという所が多いかと思います。しかし、通常販売されているカトラリーケースはなかなか洗うのが大変なタイプが多く、プラスチック製のためまだ力加減のよく分からない園児が割ってしまうことも少なくありません。

娘が通っている園では、成長に従って箸と歯ブラシも持参が必要となります。そこで、すべてを入れることが出来て、且つ洗濯機で洗濯すれば良いタイプの布製ケースを作ることにしました。

今回はその作り方をご紹介します。

材料

• 表用生地・裏用生地(サイズ約50cm×40cm以上2種)
  
• 厚紙(カレンダーの裏などが使いやすいです)
• 縫製用マジックテープ(今回使用したのは5cm巾)
  

作り方

1. 厚紙をカットし、型紙3枚を作成する
   ※型紙はすべて、縫い代込みのサイズです
   • 本体(表・裏)用型紙…縦:23cm/横:30cm
   • 上下かぶせ部分の型紙…縦:10cm/横:15cm
   • ベルト部分の型紙…縦:6.5cm/横:9cm

   
   
   

2. • 本体生地(表・裏）…各1枚
   • 上下かぶせ部分生地…表2枚・裏3枚
   • ベルト部分生地（表・裏）…各1枚

   をそれぞれを型紙を使用して裁断する
   
   

   

3. 上下かぶせ部分の表生地・裏生地を中表にそれぞれ合わせ、横辺(15cmの辺)を1カ所残してぐるりと5mm縫い、表側にひっくり返す
   
   

   

4. ベルト部分の表生地・裏生地も、同様に中表にそれぞれ合わせ、縦(6.5cmの辺)を1か所残してぐるりと5mm縫い、表側にひっくり返す
   
5. 3と4でひっくり返したそれぞれにアイロンをかけ、端から約5mm部分を押さえとして縫う
   

   

6. 上下かぶせ部分型紙の裏生地で裁断した4枚のうち1枚を使う。4辺を5mm折り返し端のほつれ処理をする
   
7. 本体(一番大きい生地)裏生地の、中央向かって左側に6で作ったスプーン・フォークの押さえ生地の縦辺を合わせ、下から約6cmの部分に下辺を合わせ、画像のように両端を縫い留めます。
   
8. 縫い留めた生地の間に2本、画像のように等間隔(約3.5cmずつ)になるよう、縦に縫い目を入れる
   
9. 3で作った上下かぶせ部分を、本体表生地の中央向かって右側上下に、端から1cmの部分に上下に縫い留める
   
10. マジックテープを3cm程度の長さに裁断し、手触りがギザギザする方をベルトの裏側、端から5mm程の位置にマジックテープを縫い留める
    
11. ベルトを本体表生地、中央向かって左側に、中央の位置に端から5mm程のところに縫い留め、画像のようにその延長の位置、本体生地の端から10cm程の位置にマジックテープの柔らかい肌触り側を縫い留める
    
12. 付属で縫い留めたものをすべて内側に畳み入れた状態にして、表裏の本体を中表に縫い合わせる。表側にひっくり返すための返し口を5cmほど開けて、縫い代1cmでぐるりと縫いあわせる
    
13. 割りばしなどを利用して、返し口から表側に全体を出したら、まつり縫いで返し口を縫い閉じ、本体の周り5mmを縫い留めて完成
    

使い方

1. 食具や歯ブラシをベルトに差し込んでしまい、上下のかぶせ布でカトラリーの汚れている部分をカバー
   
   
2. 半分に畳み、更に半分に畳んでしまい、マジックテープで留める
   
   

洗濯機にお任せで洗えるのはらくちんです