日本初公開の作品が多く出展される「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が大阪に!ミッキーマウスの誕生作から最新アニメーション作品まで、世界中に愛されるディズニー・アニメーションの舞台裏、少しだけ覗いてみませんか?

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「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」の見どころ

ミッキーマウスの誕生作「蒸気船ウィリー」から最新作「モアナと伝説の海」まで約90年にわたるディズニー・アニメーション作品がギュッと詰まったディズニー・アート展。

《アナと雪の女王》より2013年 ©Disney Enterprises, Inc.

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが作るアニメーションは、その時代の中で革新的な手法と表現力で、まるで魔法のようにキャラクターたちに命を吹き込んでいるのです。

平面的な映像だった当時のアニメーションも、ディズニーの魔法によって、奥行きを感じさせる立体的な映像に!その仕組みとは?アニメーションにかける熱意に圧倒される展示内容ばかりです。

《ピノキオ》より1940年 ©Disney Enterprises, Inc.

そして、各作品の展示方法もとても魅力的。年代に合わせてクラシックな展示スタイルから徐々に近代的で立体的な展示スタイルに!ところどころ、プロジェクション演出も活躍。視覚を最大限に使って楽しませてくれる展覧会です。

音声ガイド(1台550円※税込み)も用意されているので利用すればさらにディズニーの世界観が深まるかも。ナビゲーターは、声優・タレントなど幅広く活躍している山寺宏一さんとモアナ役の屋比久知奈さん。

所要時間、混雑状況、会場の雰囲気は?

所要時間は?

ディズニーの歴史約90年分が一堂に展示されてるので見応え十分!動き盛りの2歳児連れだったので、ところどころ見飛ばした作品もあるのですが、展示室を出るころには2時間近く経っていました。音声ガイドを付けてじっくり回れば半日過ごせそうです。

混雑状況は?

開催2日目の日曜日に訪れました。開場30分前に着き、15組目くらい。でも入場してしまえば、あまり混雑を感じずスムーズに鑑賞することができました。フォトスポットも、あまり並ぶことなく撮れました。

ミッキーたちの真似をして櫓(ろ)を漕ぐ娘。展示室内は撮影禁止なので、フォトスポットで、ぜひ記念の1枚を!

会場の雰囲気は?

展示内容が「アート」ということもあってか、来場者の年齢層は大人が多いように思いました。でも、ディズニー映画を楽しめる年齢ならば子どもでも楽しめると思います。壁いっぱいに映画のワンシーンが描かれていたり、プロジェクション演出で展示に動きをつけていたり。さすがディズニー!来場した子どもたちに飽きるヒマを与えないアート展です。

ただし、展示室内の照明は暗めなので子どもを見失いがちです。手をしっかり握り、騒がない・作品にさわらないなどのマナーを守って楽しく鑑賞しましょう。

パパ・ママ・娘(小1)・息子(2歳)、一番のお気に入りは?

今回、展示されている作品ほぼ全て視聴済みのディズニーファンなわが家。ディズニー・アート展でディズニーマジックに掛からないはずがない!すっかりディズニー・アニメーションの世界に溶け込んだ気分でした。

普段知ることのできない製作の裏側を垣間見ることができ、もう一度、作品を見返したときに見方が変わりそうな気がします。約500点もある展示作品の中で、印象に残った作品を聞いてみました。

パパ(夫)のお気に入り

「各作品のコンセプト・アート」
コンセプト・アートとは、企画段階で描かれる、キャラクターの表情や性格、作品の世界観(背景)を伝えるためのイラストです。会場入り口に飾られている“ふしぎの国のアリス”のイラストは、私たちがよく知っている画風と違っていて一見デフォルメされたように思えるけど、実はその逆で、アニメーションを完成させる上でとても重要な役割があるコンセプト・アートです。

《ふしぎの国のアリス》より1951年 ©Disney Enterprises, Inc.

ママ(私)のお気に入り

「キャラクターのコンセプト・アート」
作品中に登場するキャラクターたちは、それぞれ何人ものアニメーターがデザインを出し合って一つに決めるそう。通常、世間に公開されていない制作過程のデザインがここでは見られるんです!とても興味深い。

《モアナと伝説の海》より2016年 ©Disney Enterprises, Inc.
モアナの髪型・髪飾りもキャラクターの魅力を引き出す大切な要素。

娘(小1)のお気に入り

「アニメーション!」
各作品展示ブースごとにモニターが設置されていて、名シーン(アニメーション)が繰り返し流れているんです。普段でも、お気に入りのシーンは何度も巻き戻して観る娘。各作品で一番の見どころをずっと見られる状況はとても楽しかったんだと思います。ただ映像を流すだけではなく、実際に放映された映像と原画での映像が交互に流れるから、見比べて観賞できて楽しい♪

息子(2歳)のお気に入り

ママ目線で、息子の目が一番輝いた!と思った展示は、“シュガー・ラッシュ”に登場するお菓子でできた街並み(レース場)を再現した立体模型。食いしん坊BOYらしく、「クッキー!」「ケーキ!」と大興奮でした(笑)。

鑑賞後のお楽しみはやっぱりミュージアムショップ

展示室を出るとすぐミュージアムショップにつながっています。ここでしか手に入らない限定グッズもずらり!

ついつい財布の紐がゆるんでアレもコレも欲しくなってしまうけど、厳選して買ったグッズは“鉛筆セット(美女と野獣)”。決め手は、小1娘が普段使いできる“2B”なこと。シンプルなデザインだし、キャラクターグッズに厳しい学校もコレなら使えるんじゃないでしょうか?

6本入り(税別)500円。ほかに「リトルマーメイド」「ズートピア」などもあります。

イベントも随時開催予定!

わが家が訪れた10月の土日は、仮装して来場するとオリジナルグッズがもらえる「ハロウィンコスチュームDAY」イベントが開催されていました。今後も夜間延長など、特別企画が開催予定だそうです♪

施設情報(アクセス・サービスなど)

公式サイト ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法
http://www.ytv.co.jp/da-osaka/index.html
※最新の情報はこちらでご確認を
開催場所 大阪市立美術館
大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
開催期間 2017年10月14日(土)~2018年1月21日(日)
入館料 一般1600円、高校・大学生1200円
※中学生以下、無料
おすすめ年齢 3歳~大人
駐車場 専用駐車場はないので、天王寺公園駐車場(有料)をご利用ください。
サービス 授乳室/おむつ交換スペース
©Disney Enterprises, Inc.

この記事を書いたライター

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さいかなさん

フルタイムで働くママ。仕事もバリバリこなしたい!でも家庭も大事にしたい!何を優先すべきか日々模索中。趣味はおでかけ。ヒマさえあれば、旅行ガイドブック読んで脳内トリップ!

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