2021.03.29
『テセウスの船』の作者・東元俊哉が描く小児科医の物語『プラタナスの実』。涙なしには読めない!とコミックの2巻を発売にさっそくママたちから共感を得ています。子育て家庭に欠かせない小児科、そこで繰り広げられる医師と親子の感動の物語です。
index目次
『プラタナスの実』とは
2021年1月29日に第1巻のコミックスが発売された『プラタナスの実』(小学館)。作者はテレビドラマでも話題になった『テセウスの船』の東元俊哉さん。
小児科でアルバイト医師として勤務する主人公・真心(まこ)先生を通して、さまざまな子どもの病や親子のあり方について丁寧に描かれています。
ちなみに「プラタナス」って?
「プラタナス」とは、スズカケノキ科スズカケノキ属に属する植物の総称のことなのだそう。肝心の実はというと、球状で表面がとげとげしているように見えます。見た目は果実のようにも見えますが、中には綿毛が詰まっているのだとか。
主人公の真心先生、苗字は「鈴懸(すずかけ)」なのです。これはやはりスズカケからきているのでしょうか。
そして漫画の冒頭には「別名ヒポクラテスの木」についての説明もあります。医学の父と言われるヒポクラテスが、プラタナスの木の下で、弟子に医学の教えを説いていたことから、プラタナスの木がそのように呼ばれるようになったのだそう。
『テセウスの船』でもタイトルに込められた深い意味に注目されましたよね。これからのストーリーとタイトルに、どうつながりが見えてくるのか楽しみです。
『プラタナスの実』1巻ではここを見て!
あんふぁん・ぎゅってのママブロガーに1巻を読んでもらったところ、「ハンカチなしには読めない!」、「働くママとして共感するシーンもあり、胸が苦しくなった」などなど、さっそく熱いレビューが寄せられています。
小学館の公式サイトでは、感動の第1話を試し読みすることができます。この1話がまた胸が苦しく涙なしには読めないっ。。。
グッときた!真心先生のあのセリフ
宏太くんを救ったのはお母さんです。何も出来なかったなんて、そんな事 絶対にありません。
仕事が忙しいママを気遣って、お腹の痛みを我慢していた息子の宏太くん。実は手術が必要な病気だったことが分かりました。そこで、子どもに我慢をさせていたなんて…と、ママが「母親失格です」と落胆しているところで先生がかけた一言。
お腹の中にいた頃から、楽しい時も辛い時も、一緒に成長し合って生きてきたんですもん…
同じく1話、子どもの異変に早く気づけなかったと自分を責めるママに真心先生がかけた言葉。
『プラタナスの実』2巻は3月30日に発売予定
『プラタナスの実』の2巻が3月30日に発売されます。優しく冷静ですが、まだまだ謎だらけの真心先生。家族関係やプライベートが明らかになるのが楽しみです。
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